いきなり自慢ですが、僕が住んでる覚王山は名古屋市民が住みたい街No.1なんです。
その理由が「都会の中に、懐かしさを覚える”古さ”が混じっていて落ち着く」というもの。
今回は、その「懐かしさを覚える”古さ”」をおいしい定食とともに味わえる店「多古八(たこはち)」を紹介します。
名古屋駅から伸びる、名古屋市営地下鉄東山線「覚王山」駅を降り、「覚王山日泰寺」の参道を歩くこと5分、古風………っていうか(いい意味で)古ぼけた店構えの「多古八(たこはち)」が右手に見えます。
外にあるメニューは、室外機に隠れてまったく目立ってない「串かつ1本80円」だけ。しかもハンドメイド感丸出しな値段改定のあとが。
大丈夫かここ!?
大丈夫です。さあ、これまた古風な引き戸を開けて店内へ。
店内はこんな感じ。陽気なマダムが名古屋弁で出迎えてくれます。
定食メニューはこちら。
人気メニューは串かつと日替わりの「たこ八定食」とどてめし。この日は日替わりが終わってしまったとのことなので空欄。メンチカツの日は当たり。
この日は「どてめし」となぜか夜のみの「焼きそば定食」を注文。……「夜のみ」の3文字が添えられただけで、心なしかちょっとドキドキしますね。
サイドメニューはこちら。ちっさくて見にくいですが単品の焼きそばも夜のみ!なぜ………?
少し待ってまず出てきたのがどてめし。
見た目よりボリュームがありまして、この一杯だけで十分な量です。
ネギ・どて煮・ご飯が絶妙のバランスで調和。そして匂い!うっまそうな匂い!
この「どて」が煮られている鍋が入り口近くにあるんですが、殺人的にいい匂いを発してるんです。「どて」の気分じゃなかったのに、店に入った瞬間「どて」しか食べたくない!って気分になるほど。
もちろん超うまい!甘辛ド濃い味がやみつきになる!これぞ名古屋の味!
そしてすぐ飽きる!これぞ名古屋の味!そこで赤出汁。口の中を一旦リセットし、そしてまた甘辛ド濃い味がやみつきになる!という、無限ループof名古屋めし。
次に運ばれて来たのが、夜の焼きそば定食です。
超普通でした。ってか「夜のみ」に注目しすぎて気づかなかったんだけど「焼きそばをおかずにしてご飯食べる」ってけっこう異常だね。「お好み焼きをおかずにしてご飯食べる」レベル。
しかしこの夜の焼きそばもまろやかソース味で美味い。そして甘い。夜の焼きそばは、これまた名古屋味でした。ご飯も軽くいけます。むしろもう一杯ください。お願いします味濃いんです。
あと、ご飯関係ないんですが、この店の”古きよき”感はお手洗いにもありまして、紐引っ張って流す式なんだよね。珍しい!と思って撮ってしまった。食レポ中ごめんなさい。
ごちそうさまでしたー!!
最初に、覚王山が「おしゃれな都会の中に、懐かしさを覚える”古さ”が混じっていてなんだか落ち着く」って書いたんだけど、この店がある覚王山日泰寺参道の入り口がこんな感じなんですよ。
スタバおしゃれ!実際この地域、おしゃれな服着た若者と着物着たお年寄りが行き交ってるからね。カオス!!でもそこがいいんだろうなー。
ということで、都会にたたずむ昔なつかしの大衆食堂「多古八(たこはち)」を紹介しました。THE・名古屋めし!!が味わえます。ぜひどうぞー!!
多古八(たこはち)の店舗情報
- ジャンル:定食・食堂、串揚げ・串かつ、カレーライス
- TEL:052-762-7030(予約不可)
- 住所:愛知県名古屋市千種区山門町2-53
- 最寄駅:地下鉄覚王山駅より徒歩5分(95m)
- 営業時間:11:00~14:00(L.O) 17:00~20:00
- 定休日:金・土
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