【Google Adsense収益改善】広告カテゴリを調整したらRPMが約1.5倍になったので方法を紹介します

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当記事はGoogle Adsenseに関する記事となります。

 

最もメジャーなブログ収益のツールであるGoogle Adsense。

広告収入の収益性を改善するため、サイズや配置を調整し、その効果を検証する記事をよく目にします。

しかし、表示される広告の内容に関する記事はあまり見かけません。 広告の内容は収益に大きく影響するように思いますが、どうでしょうか?

 

今回、Google Adsenseにおいて表示される広告のカテゴリを調整することで収益性を改善できたので、その方法と結果をご紹介します。 

 

 

広告カテゴリの調整方法

Google Adsenseの広告カテゴリは、一般カテゴリ22種類、デリケートなカテゴリ16種類の合計38種類に分かれています。(2016年7月2日現在)

カテゴリの調整方法を簡単に説明すると、収益性が良くない広告カテゴリをブロックして非表示にするだけです。

 

当然ながら、収益性が良くない広告カテゴリはブログごとに異なります。

例えば、食に関する記事が多いブログは「食品、食料雑貨類」カテゴリの収益性が高く、「不動産」カテゴリなどの関連性の低いものの収益性が低くなると予想できます。

まずはあなたのブログの収益性が良くない広告カテゴリーを把握しましょう。

 

Google AdSenseを開き、ログインします。

【広告の許可とブロック】タブ → 【一般カテゴリ】【デリケートなカテゴリ】タブにカテゴリ名の一覧、過去30日間の広告表示回数の割合および収益額の割合が表示されます。

 

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収益性が良くない広告カテゴリは広告表示回数の割合にたいして収益額の割合が低いものです。

では、当ブログのカテゴリ4種類を見てみましょう。

 

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今回は、収益額の割合が広告表示回数の割合の半分以下であるカテゴリをブロックしました。

  • 「ビジネス、産業」、「仕事、教育」カテゴリは収益額が高いので表示を許可
  • 「不動産」、「乗り物」カテゴリは収益額が低いので表示をブロック

という感じで、他の収益額が低い広告カテゴリをブロックし非表示にしました。

 

Google Adsenseの収益改善結果(5月と6月の比較)

調整前(5月)と調整後(6月)で結果を比べてみましょう。

iTunesアプリGoogle Adsenseの画面でインプレッション収益(RPM:1000PVあたりの収益額)を比較します。

 

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インプレッション収益(RPM)が約1.5倍になりました!やったね!

モザイクで隠れてしまっていますが、平均クリック率(CTR)は0.61%から0.79%に改善されました。

 

5月と6月のブログデータの比較はこんな感じです。見られた記事の違いなどはありますが、更新をサボったおかげでまあまあ似たような状況であったと思います。

 

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おわりに

Google Adsenseにおいて、収益性の悪い広告カテゴリをブロックし、非表示することでインプレッション収益(RPM)を約1.5倍に改善することができました。

 

要因としては、ブログと広告のカテゴリを似たものにすることでクリック率が上がったものと思われます。

よって、カテゴリが固定されているブログ、つまり長く続けているブログや専門性の高いブログほど効果は高くなるのではないかな、という印象です。

この記事がブロガーの収益改善の一助になれば幸いです。

 

ただ、肝心のカテゴリ毎の広告表示回数・収益額の割合が、過去30日間のものしか確認できないのがちょっと不安ではありますね。

ぜひ全期間で確認できるようにしてもらいたいです。お願い!Google様!

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