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映画「ダージリン急行」の感想。笑えて沁みる、おしゃれなロードムービーでした。

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兄弟旅っていいなぁ…って感じの映画「ダージリン急行」を紹介します!

あらすじ

長男フランシス、次男ピーター、三男ジャックのホイットマン3兄弟。彼らはフランシスの提案で、インド北西部を走るダージリン急行に乗り合わせた。旅の目的は、父の死をきっかけに1年ものあいだ絶交状態にあった兄弟の結束を再び取り戻すこと。バイク事故で瀕死の重傷を負い、奇跡の生還を果たしたばかりのフランシス。兄弟から父の遺品を独り占めしたと非難され、妊娠7ヵ月の妻アリスとも上手くいっていないピーター。そして、家族をネタに小説を書き上げたばかりのジャックは、失恋の痛手を引きずっていた。それぞれに問題を抱える3兄弟は、早々に衝突してしまうが……。

予告編

感想(ネタバレなし)

3人の「兄弟感」が笑えて沁みる!

兄弟、姉妹と旅行ってどうなんでしょうね?僕には年の離れた妹がいますが、兄妹旅行なんて行ったことはないし、一生ないんじゃなかなぁ。

映画「ダージリン急行」は絶交中の3兄弟がインドの寝台列車に乗って旅する物語。長男の思いつきで集まるのですが、みんなキャラが濃い!

長男フランシスはバイク事故で顔じゅう包帯。食事では兄弟の注文を勝手に取り、ことあるごとに旅の掟を決めたがる。次男が親父のものを使っているのをみると怒り出す、めんどくさい兄貴。

次男ピーターは妊娠中の奥さんを置いて旅に参加。しかも離婚したいとか言い出す始末。空気が悪くなるとすぐその場を離れたがるダメなやつ。

三男ジャックは小説家。元カノに未練タラタラで、いつも留守電を確認する女々しいやつ。その上で客室乗務員のインド娘とすぐヤっちゃうろくでなし。

この3兄弟のやり取りがすごくいいんです!最初っからいがみあってるんだけど、そのやりとりが「兄弟感」満載なんですよね。険悪だけど息はあってる、血は繋がってる、みたいな。気づいたら親目線で観てて笑えてきます。

いとこの兄弟がそんな感じでした。ほぼ毎日ケンカしてるんだけど、実はお互いのことがよくわかってるんですよ。妹しかいない僕はちょっとうらやましく思っていました。

ラストシーンはちょっと感動もさせてくれます。兄弟っていいなぁ。

インド旅なのにとにかくおしゃれ!

ちょっとインドに失礼ですが、インドっておしゃれから一番遠い場所だと思うんです。

でもこの映画はとにかくおしゃれ!その秘密は大小の道具にあります。

兄弟が持ち歩くお父さんの形見の旅行鞄は、ルイ・ヴィトンの特注品。すべて別デザインで、とても目を引きます。欲しい!

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映画のタイトルであり、3人が乗る「ダージリン急行」の車内もおしゃれです。

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インドにこんないい寝台列車が走ってるとは…。と思い調べてみますと、なんとこの列車、この映画のために仕立てた特別車だそう。どうりでムダにおしゃれだったんですね。

また、カメラワークもおしゃれです。スローモーションが特徴的で、使われるシーン全てが「あぁ…いい…」って感じなんですよ。ぜひ観てみてくださいね。

要所で流れるBGMもおしゃれ。観てくださいね。

「ダージリン急行」が観れる動画配信サービス

残念ですが、現在「ダージリン急行」が観れる動画配信サービスはありません。もちろんBlu-ray&DVDでは観れますよ!

感想(ネタバレあり)

この映画はネタバレしててもおもしろく観れる映画なのですが、いちおうネタバレありの感想は分けときます。

僕が一番好きなシーンは、お父さんの旅行鞄を全て投げ捨てて列車に乗り込むスローモーションシーンから、車内で兄弟が和解したあと「オー・シャンゼリゼ」が流れるラストシーン。

風景インドなのに!フランスほぼ関係ないのに!BGMはこれ以外ない!ってくらい「オー・シャンゼリゼ」がドンピシャに合うエンディングなんですよ。

ストーリーをかいつまんで説明すると、3兄弟はヒマラヤで尼さんになった母親に会いに行こうとするが、トラブル続きで列車から追い出される。しかも母親から手紙で断られる。空港への道すがら、川に落ちた幼い3兄弟を助けるが、末弟は死んでしまい、村の葬儀に招待され、父の葬儀を思い出す。空港に着くも搭乗直前に踵を返し、母親の元へ。今まであったことを話した次の日、母親はいなくなっていた。荷物を全て捨てた兄弟は、再び「ダージリン急行」に乗って旅をする。

これだけなんです。この映画がこんなにおもしろかったのは、ラストシーンでしっかり、かつほっこり締めたからだと思います。

他にも、葬儀のシーンや、母親と語り合ったあと、関係する人たちが列車に乗って登場するシーン、丘の上での儀式のシーンなんかもよかった。

最後に一番大切なことなんですが、同時上映された三男ジャックの前日譚「ホテル・シュヴァリエ」では、ナタリー・ポートマンがヌードになっちゃいます!必見!