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賃貸住宅を退去するときは「敷金トラブル」に注意!9つの対策をお伝えします!

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賃貸に住んでいる方にお聞きします。契約のとき、敷金を払いましたか?

退去のとき、基本的には返ってくるはずの敷金ですが、高額な料金を請求され、敷金が帰ってこなかったり、追加料金を請求されるという「敷金トラブル」が最近増えています。

少し前、わたしも経験して大変な思いをしました。

年度末は「引っ越しのシーズン」。賃貸住宅を退去される方も多いと思います。

この記事では、「敷金トラブル」を回避する方法を書いていきたいと思います。

「敷金トラブル」が起きる背景

そもそも敷金とはなんでしょうか?

敷金(しききん)は、法律用語で、不動産の賃貸借の際、賃料その他賃貸借契約上の債務を担保する目的で賃借人が賃貸人に交付する停止条件付返還債務を伴う金銭である。

敷金 - Wikipedia

簡単にいうと、

「借りたお部屋は常識の範囲で住んでね!”わざと” もしくは ”間違えて” 壊しちゃったときは、直すのに敷金使っちゃうからね!足りなかったら追加で払ってね!」 

って感じだと思います。

 

この「常識の範囲」「”わざと” もしくは ”間違えて” 壊しちゃったとき」というあいまいさを悪用し、お金を搾り取ろうとする貸主がいるわけです。

 

国民生活センターによると、2014年の敷金トラブルの相談件数はなんと約14,000件。泣き寝入りした人を考慮するともっと多いはず。

 

わたしが経験した「敷金トラブル」

敷金を約13万円払い、約2年住み退去。立ち会いで約3万円を追加請求されました。

つまり、約16万円請求されたわけです。

【内訳】

  • 壁紙の張替代:110,000円
  • ハウスクリーニング代:25,000円
  • 鍵のシリンダー交換代:25,000円

わたしはタバコは吸いませんし、きれい好きなほうです。部屋も多少汚れ、キズはありましたが、”常識の範囲内” で住んでいました。

鍵は紛失したけど。

なのでシリンダー交換代は正当な請求です。

 

敷金は返してもらえるもんだと思ってたし、請求書を見て目が点になりました。MacBook買おうと思ってたのに。

渋りましたが、立会い業者に「サインしないと退去できないから家賃ちょうだいよ。」と言われ、サインしてしまいました。

(これは「敷金トラブル」によくあるケースです。サインしなくても退去はできます。)

 

 その後、書面で敷金返還要求を行い、請求金額を16万円→5万円にしました。

 

「敷金トラブル」に巻き込まれないための6つの対策

「敷金返還のルール」があることを知っておく

国土交通省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(改訂版)」というものがあります。

目を通すのはなかなか骨が折れますが、ルールがあるのだ、ということだけでも知っておくといざというときに役立つかと思います。

 

壁紙や床には「耐用年数による減価償却」があることを知っておく

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(改訂版)」に書いてあるルールで最も重要なのがこれです。

簡単に言うと、壁紙や床は時間が経てば自然と劣化するから、この分は借りた人に請求しちゃダメよ。って感じです。

 

壁紙や床のフローリングの耐用年数は6年。

つまり、1年住むごとに修繕費は100(%)÷ 6 = 約18.6(%)ずつ安くなります。6年経てば1円です。

このルールはあまり知られていないため、考慮せずに請求されるケースが多いようです。

 

契約書をチェックする

敷金トラブルの種は、お部屋選びの時点で蒔かれているかもしれません。

契約によっては、「いかなる場合も敷金は返しません」という場合もあるのです!(な、なんだってー!)

 

見抜く方法は簡単!契約書を見てください!

「借賃・その他の授受される金額」という欄の「補償金(敷金)の償却」に返還されるかどうか書いてあります。

事前説明が義務付けられているので把握されていると思いますが、念のため確認しておきましょう。

 

退去する前は部屋を掃除しておく

敷金トラブルの多くが「ハウスクリーニング代」によるものです。わたしも25,000円請求されています。

立会い業者はさも当たり前のように請求してきますが、入居したときと同じくらいきれいに掃除しておけば、払う必要はありません。

 

油汚れ、水垢、カビもしっかり掃除しないといけないので注意。オススメの掃除用品を紹介しときます。

・軽い汚れ:超電水クリーンシュ! シュ!(約1,000円)

立会いのとき第3者に参加してもらう

一般的に、退去時に部屋のチェックを兼ねた立ち合いが行われます。

ここが敷金トラブルの大一番です。自信のない方は親兄弟や友人に参加してもらうといいでしょう。

 

また、あまり知られていないのですが、敷金診断士という専門家がいます。

多少費用がかかるのですが、事前査定および立ち合い同伴を依頼できます。公平な判断をしてもらえるのでオススメだと思います。

 

納得いかない場合はサインをしない

立ち合いが終わると、その場でサインを求められます。請求書に納得いかなければ、絶対にサインしてはいけません。

「サインしなければ退去できず、家賃が発生する。」とか軽い脅しが入ると思いますが、お部屋の明け渡しと修繕費とは別の話です。家賃を払う必要は一切ありません。

こちらの要求を言い、こじれるようであれば「別の人で後日お願いします。」とキッパリ伝えましょう。

あと、担当者の名刺をもらうことを忘れずに。

 

「敷金トラブル」に巻き込まれてしまったときの3つの対策

専門家に相談する

退去時に話がこじれた場合や、サインしてしまったがやっぱり納得がいかない!って人は、専門家に相談したほうが話が早いです。

上に書いた各地域の敷金診断士国民生活センター法テラスなどに相談しましょう。初めは無料で相談に乗ってくれます。

ちなみに、敷金返還要求は、お部屋の退去後5年間行うことができます。あなたの敷金、あきらめないで!!

 

敷金返還を要求する

ここまできたら、もう素直に「返して!」って言っちゃいましょう。

ただし書面で要求するのがオススメ。

専門家に作成してもらうか、以下のポイントを明記して自力で作成しましょう。

  • 修繕費として妥当と思われる算定結果額
  • 各修繕項目ごとの算定結果の理由
  • 振込口座の情報(銀行名と支店名・口座番号・口座の種類・口座名義など)

どう書いたらいいかわかんないよ!って方は、ご連絡いただければわたしが作った書面をお見せすることもできますのでご一考を。

 

少額訴訟をする

話し合いでどうにもならなければ、司法の判断に任せる、という選択肢もあります。

わたしは未経験なので、参考サイトを貼っておきます。

 

おわりに

賃貸物件の退去、というイベントは人生であまり起きるものではありません。

すんなり済むケースもあれば、分からないことだらけのところを悪用する業者にあたってしまうケースもあります。

 

もうすぐ退去を迎えるという方へ。

上にも書きましたが「敷金トラブル」は1年に約14,000件起こっています。

トラブルに遭わないのが一番ですが、そこは運です。

「こういうトラブルもあるのか」ということだけでも知っておいてほしいと思います。

 

また、運悪くトラブルに遭ってしまった、という方へ。

本来、敷金は返還されるものです。敷金返還要求は、お部屋の退去後5年間行うことができます。

あのとき返してもらえなかった敷金を取り戻せるかもしれません。(弁護士事務所のCMみたいになった…)

ご自身の納得できるところまで行動してみてもいいと思います。

この記事がお役に立てば幸いです。