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超面白い‼︎おすすめ漫画ジャンル別ランキング‼︎【2017年の話題作から殿堂入りの名作まで】

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【更新情報】

7/1 加筆・修正しました。

  

そんじょそこらの漫画好きである私が、今まで読んで面白かったおすすめ漫画をジャンル別ランキング形式で紹介します。

次に読む漫画探しの参考にどうぞ。

  

  • 漫画の対象は問わずです。少年・少女・青年なんでもあり!
  • 連載中・完結済はごちゃまぜで、個人的なランキング順で紹介します。
  • 誰もが知ってるような名作漫画は「殿堂入り」枠に入れました。
  • 画像クリックでAmazonに飛びます。

 

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合わせて読みたい

  

【ジャンル別リンク】

 

 

おすすめ「2017年の話題作」ランキング

10位 約束のネバーランド / 白井カイウ、 出水ぽすか(3巻〜連載中)

 

世界のどこかにある孤児院・グレイス=フィールドハウスは、1人のママとたくさんの兄弟たちが平和に暮らしていました。ある日、里子に出される妹の忘れ物を届けに行ったエマととノーマンが見たものは、妹の死体と鬼。実は、孤児院は”人間農場”でママは”敵”だったのです…。というファンタジーサスペンス漫画。

 

驚くべきは、この作品が少年ジャンプで連載されているということ。子供の死や人間農場からの脱出、という容赦ない展開に「デスノート」を読んだときのような衝撃を覚えました。11歳の子供たちvs親同然だったママの心理戦の緊張感にめちゃくちゃ引き込まれます。願わくば打ち切りや無駄な引き延ばしになりませんよう。

 

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9位 双亡亭壊すべし / 藤田和日郎(4巻〜連載中)

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タイトル通り、みんなで双亡亭を壊す漫画。「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田和日郎が描く、異色の最新ホラー作品です。

 

立ち入った者をことごとく呪い殺すヤバい屋敷・双亡亭。自衛隊の爆撃でも無傷だった悪魔の屋敷に挑むのは、売れない漫画家、父親を殺された少年、謎のドリル少年、最強のJK巫女という、これまた異色の人物たち。

「うしおととら」のトラウマホラー要素をさらに強めた禍々しい演出も見事。物語の導入でこれだけ引きつけられる漫画は珍しい。これからの展開に超期待の1作です。

 

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8位 空挺ドラゴンズ / 桑原太矩(2巻〜連載中)

 

飛空艇に乗り、一攫千金&新鮮な肉を求めて龍を追う”龍捕り(おろちとり)”たちの大冒険&グルメ紀行を描くファンタジー漫画です。

 

世界観が「ナウシカ」や「ラピュタ」っぽくてワクワクしながら読めます。また、龍の肉を調理して食すグルメパートは「ダンジョン飯」っぽいノリで美味しそう。こう書くとなんか色々言われそうですが、読んでみるとしっかり面白い作品です。まだ2巻だし、今後の展開にも期待ですね。

 

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7位 とんがり帽子のアトリエ / 白浜鴎(1巻〜連載中)

 

生まれた時から魔法を使いない人は、魔法使いにはなれない世界。魔法使いに憧れながら、その夢を諦めようとしていた少女・ココ。ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーの魔法を目撃し、隠された魔法の秘密を知ってしまいます。

 

グルメものや恋愛ものが多い最近のファンタジー漫画には珍しく、”魔法”を前面に出したド正統な作品です。書き込みの緻密さと画力の高さ、ありそうでなかった展開と、漫画としての面白さは抜群に高く、続きが待ち遠しい!と素直に思えますね。子供から大人までオススメできる傑作になる予感大です。

 

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6位 中間管理録トネガワ / 萩原天晴ほか(5巻〜連載中)

 

「賭博黙示録カイジ」のラスト、主人公・カイジと死闘を繰り広げた帝愛グループの鬼幹部・利根川幸雄。弱者を支配し踏みにじり、帝愛のイベントを取り仕切る彼の裏の姿は、会長と部下の間で苦悩する中間管理職だった…っ!利根川の苦悩、悲哀を描く、悪魔的ギャグスピンオフ、始動…っ!

 

福本伸行本人が書いたとしか思えない作画と、独特なフレーズと”間”が合わさったギャグ、わかる人にはわかる社会人ドラマ。まさかこんなところから…という感じのダークホース的な作品です。これを読むと本家「カイジ」での利根川の印象が180°変わってしまう可能性大。本家読了後にぜひ。

 

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地の獄…!底の底…!帝愛地下労働施設の”班長”の1日外出録…!安易な二番煎じと思いきや…キレッキレの笑いの中に日常の幸せを掴むヒントが散りばめられたスピンオフ…!必読…!必読…っ!

 

 

 

5位 BLUE GIANT(ブルージャイアント) / 石塚真一(10巻完結+2巻〜連載中)

 

ジャズに心打たれた高校生・宮本大(みやもと だい)。どんなときも川辺でサックスを吹き続け、世界一のジャズプレーヤーを目指す彼の物語を描くジャズ漫画。友人の誘いを断り、彼女と別れ、進学も就職もせず、故郷も離れて東京でサックスを吹き続ける主人公の努力には、爽やかさの裏に狂気すら感じるほど。”大物になる人間”ってこういうヤツなんだな、と素直に納得してしまいます。

 

単行本の巻末には、大物サックスプレーヤーになった主人公に対する、未来の登場人物たちのコメントが載ってます。いわば公式のネタバレなんですが、むしろ主人公がどうやって成功していくかワクワクさせる、にくい演出となっています。

 

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ついに単身ドイツ・ミュンヘンに降り立った宮本大。知り合いもおらず、ドイツ語も話せない彼にあるのはテナーサックスと強い志だけ。はたして彼の音は世界に響くのでしょうか…?

 

 

4位 アオアシ / 小林有吾(9巻〜連載中)

 

愛媛に暮らすサッカー少年・青井葦人(あおい あしと)。才能がありながら、真っ直ぐすぎる性格のせいで大きな挫折を経験した葦人の前に現れたのは、名門クラブ”東京シティ・エスペリオン”のユースチーム監督でした。エリートチームに合流した葦人の苦悩と成長を描く、本格サッカー漫画です。

 

高校サッカーやプロリーグを舞台にしたサッカー漫画が多い中、珍しくユースチームを題材にした作品です。全員がプロを目指すユースたちの葛藤や、生え抜き組とセレクション組の衝突などのヒューマンドラマが光ります。現代サッカーの戦術や技術をしっかり描いており、未経験者でもサッカーに詳しくなれる点もグッド。未来のサッカー漫画のレジェンド間違いなしの一作です。

 

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3位 かぐや様は告らせたい / 赤坂アカ(5巻〜連載中)

 

秀才ばかりの高校で一際目立つ2人の生徒、生徒会会長・白銀御行(しろがね みゆき)と副会長・四宮かぐや。2人は両想い…のはずなのに、その高すぎるプライドから「恋愛は告白したほうが負け」と考え、”いかに相手に告白させるか”という不毛なバトルを始めてしまった!

 

上質なコントのような絶妙なすれ違いと、無駄にシリアスな解説に笑ってしまう作品です。超エリートなのに、どこか抜けている2人にも好感が持てますね。こんな切り口のラブコメ漫画があったとは!という新鮮さが味わえる作品です。

 

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2位 ゴールデンカムイ / 野田サトル(9巻〜連載中)

 

舞台は明治末期の北海道。主人公は日露戦争で鬼神の如き武功を挙げた”不死身の杉本”とアイヌの少女・アシㇼパ。凶悪な死刑囚、屈強な陸軍師団、元新撰組を巻き込んだアイヌ埋蔵金争奪戦を描く歴史サバイバル漫画です。

 

”冒険(バトル)”、”歴史(ロマン)”、”狩猟(グルメ)”と公式で謳っている通り、様々なジャンルが入り混じった異色の作品。しかもすべての要素が面白い。特にイカれた死刑囚たちの濃すぎるキャラと、美味しそうなものばかり出てくるアイヌの食文化がいい感じです。

さらに動物のウンチクやギャグまで完備。マンガ大賞2016”大賞”受賞も頷ける傑作です。

 

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1位 メイドインアビス / つくしあきひと(5巻〜連載中)

 

金髪ツインテメガネ少女とロボ少年が旅するのは、呪いに満ちた超巨大ダンジョン”アビス”。2人の目的地である最深部の呪いは、帰還時の確実な死。モンスターも容赦なく殺しにくるし、出会う人間もヤバいのばかり。語られるエピソードもエグいものばかり。ハードを通り越してグロいです。

 

絵本のようなほんわかした絵柄じゃなければ見てられないダークさに目が離せません。とりあえずナナチ可愛い。

 

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おすすめ「冒険・バトル」漫画ランキング

19位 炎炎ノ消防隊 / 大久保篤(9巻〜連載中)

 

原因不明の人体発火により、炎の怪物”焔ビト”に変貌してしまう世界。炎の恐怖に立ち向かう”特殊消防隊”の活躍を「ソウルイーター」の奇才、大久保篤が描きます。

 

ガンガンからサンデーに移り、良くも悪くもクセが抑えられていますが、個性的なキャラを作り出す卓越したセンスはそのまま。

女の子が可愛くてちょっとエロい。これ大事です。

  

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18位 亜人 / 桜井画門(10巻〜連載中)

 

世界中にごく少数存在し、死んでも即復活する”亜人”達をめぐるシリアス路線のバトルもの。

展開が早く、アクションも派手で分かりやすいです。死んだら即復活という設定を上手く活かしているのもグッド。

亜人が出すIBM(表紙に描かれているスタンド的なやつ)のデザインが好きなんですが、銃メインであんまり出てこないのがちょっと悲しいです。

 

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17位 テラフォーマーズ / 橘賢一、 貴家悠(20巻〜連載中)

 

火星を人間が住める星にするため、超進化したゴキリをと対決する漫画です。なぜか人型へと超進化したゴキブリの姿には衝撃を受けました。

 

人間側は動物や昆虫の能力を使って戦うんですが、能力を解説した直後に殺されちゃうという展開が新鮮。最近この展開をマネた漫画をよく見かけます。

あとゴキブリより人間同士で戦ってることが多いです。

 

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2クールでアニメ化され、三池崇史監督、伊藤英明、武井咲、山下智久、菊地凛子ら出演で実写映画化もされました。

 

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16位 十 ~忍法魔界転生~ / 山田風太郎、せがわまさき(10巻〜連載中)

 

山田風太郎の傑作小説「魔界転生」のコミカライズ。何度も映像化されている原作の禍々しさ、妖しさを凄まじいクオリティで表現しています。

 

魔の力によって転生した魔界衆達の”人間やめてる感”が素晴らしい。天草四郎の妖しさと、柳生宗矩のキュートさ(?)は必見です。

 

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15位 天上天下 / 大暮維人(22巻完結)

 

才気ある武道家ばかりを集めた統道学園を舞台に異能者達が戦い合う、学園能力バトルマンガ…なのは最初だけで、気づいたら戦国時代とか神とか壮大な話になっていきます。

 

グロありエロありです。画力の上達がハンパなくて、最初は上の表紙くらいだったのが、これくらい↓になります。画力と比例してストーリーもぶっとんでいくのですが。

ぜひkindleカラー版で眺めてみてください。

 

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14位 ブラック・ラグーン / 広江礼威(10巻〜連載中)

 

東南アジアの架空の犯罪都市・ロアナプラを舞台に、ヤクザからマフィア、海賊、メイドまで明るく楽しく殺しあってるB級アクション漫画(いい意味で)。登場人物はほぼみんな悪人。

 

鉄板のエロス&バイオレンス。そこにスラング満載のアメリカ映画風なセリフがスパイスとなり、唯一無二の作品に仕上がっています。ハマる人はどハマりすること間違いなし。

 

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13位 エア・ギア / 大暮維人(37巻完結)

 

超ハイスペックインラインスケート”エア・トレック”を履き、街中を縦横無尽に駆け回る暴風族(ストームライダー)。世界を巻き込むストームライダー達の抗争を描くバトルアクション漫画です。

 

中二心をくすぐる設定、個性的なキャラ、センスの塊のようなデザイン、超画力と隙がない作品かと思いきや、あいかわらずストーリーが…。個人的には大暮維人のノリは大好きです。

 

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12位 つぐもも / 浜田よしかづ(19巻〜連載中)

 

長く使い続けた”物”は、思いが宿り”付喪神”になる。母の形見の帯を持ち歩いていた少年・一也 の前に姿を現したのは、付喪神・桐葉。少年と神の戦いを描く、ちょいエロラブコメ学園もののけファンタジーアクション漫画です。

 

ぱっと見ジャンルを詰め込みすぎていますが、どれも破綻しておらずテンポよく読み進めることができます。ちょいエロラブコメとシリアスなストーリーのギャップがいいですね。画力も高く、女の子の可愛さ・エロさとバトルのかっこよさが両立されています。毎回エロに関する反省をしている巻末作者コメントが笑えるw

 

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11位 出会って5秒でバトル / はらわたさいぞう, みやこかしわ(4巻〜連載中)

 

いつもと変わらない朝。天才高校生・白柳啓(しろやなぎ あきら)の退屈な日々は 突如として終わりを告げる。 集められた老若男女…与えられた”能力”…そして始まるデスゲーム。という能力バトル漫画です。

 

設定自体はありきたりですが、主人公の”相手が思った能力”というユニークな能力を活かした頭脳派バトルが面白い。 相手の能力を探りながら戦う緊張感もあって、「ハンターハンター」とか好きなら必ず楽しめるはず。 画力も高く、女の子がかわいくてちょっとエロいのもグッド。

 

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10位 バジリスク 甲賀忍法帖 / せがわまさき(5巻完結)

 

互いにいがみ合う甲賀忍者と伊賀忍者。党首同士の結婚を目前に控えたそのとき、将軍の後継問題を解決するため甲賀10忍vs伊賀10忍の忍術合戦が命じられてしまう…。山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」を、せがわまさき氏がコミカライズ。

 

よく5巻に収まったなぁ、というくらい濃密な漫画です。総勢20人の忍たちはみなキャラが立っており、その能力や戦う理由、背景までしっかり描写されています。展開も無駄が全くなく、ラストも綺麗に終わる傑作です。

 

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9位 ケンガンアシュラ / サンドロビッチ・ヤバ子、だろめおん(20巻〜連載中)

 

日本経済の裏で、日夜行われる地下格闘技・拳願仕合(けんがんじあい)。 そこに新星のごとく現れた若き闘技者・十鬼蛇王馬(ときた おうま)の壮絶な戦いを描く格闘漫画です。なぜか王馬の世話人となってしまう冴えないサラリーマン・山下の狂言回しがいい味出してます。

 

地下格闘漫画の金字塔「グラップラー刃牙」のクセを取ってお色気を足した感じ。 迫力を出しつつも読みやすい画力、サブキャラまで丁寧に描かれるストーリー、バトルを盛り上げる演出と、全て高いレベルでまとまっていて読みやすいです。「刃牙」に続く格闘漫画の代表作になる予感。

 

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8位 無限の住人 / 沙村広明(30巻完結)

江戸時代を舞台に、奇抜で異形な殺人者たちが殺し合いまくる”NEO時代劇”。不死身の男・卍次(まんじ)を中心に繰り広げられる復讐、誅殺、陵辱、殺戮…見ていられないほど残酷な描写ばかりですが、不思議と美しさ・儚さを感じさせる繊細な表現が特徴的です。特に見開きページはもはや芸術。

 

全30巻とやや長めですが、グダグダになりすぎずしっかりまとめて終わった傑作。個性的過ぎる登場人物達の愛憎入り乱れるヒューマンドラマの結末も見逃せません。

 

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7位 僕のヒーローアカデミア / 堀越公平(13巻〜連載中)

 

世界中のほとんどの人が”個性”という超能力を持って暮らしている世界。ヒーローに憧れるも”無個性”な少年・デクの物語。

まっすぐでひたむきな”気持ち”を認められ、成長していくデクは、つい応援したくなる魅力を持っています。ライバルや仲間もみんな熱くて眩しい王道少年漫画です。アメコミ風の擬音も新鮮。

 

敵キャラ・ヴィランにも注目。ヒーロー勢よりも凝ったデザインと作り込まれた背景があり、作者は本当はこっちが描きたいのかなぁ?と思わせるほどです。いつか青年誌で連載してほしい。

 

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6位 東京喰種(トーキョーグール) / 石田スイ(14巻完結+10巻〜連載中)

 

東京を暗躍する食人の怪物、喰種(グール)。普通の青年が1人の喰種に邂逅したことから、数奇な物語が幕を開けます。

 

一言でいうと「寄生獣」を現代風にオシャレにした感じ。派手で綺麗なバトルシーンや、ヒトと喰種の狭間で揺れる主人公の葛藤に引き込まれます。

耳にムカデを入れられてカネキくんがカネキさんになるところがとてもよかった。

 

 

現在第2部連載中。話の中心は喰種から、その敵である喰種捜査官へ移っていきます。捜査官側の新キャラ達も魅力十分です。 

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5位 どうぶつの国 / 雷句誠(14巻完結)

 

動物しかいない”どうぶつの国”では、弱肉強食が絶対の掟。そこに暮らすタヌキ・モノコが偶然出会ったのは、すべての動物と話せる人間の赤ちゃん・タロウザでした。小さな出会いが世界を変える、奇跡のアニマルファンタジーバトル漫画です。

 

1巻の表紙を見ると日常コメディかな?って感じですが、中身はとにかく熱いバトルもの。世界を支配する当たり前のルール”弱肉強食”に疑問を投げかける主人公の姿に心が揺さぶられること間違いないでしょう。「ガッシュ!」の雷句誠が描く、知られざる名作。ぜひ一読を。

 

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4位 戦国妖狐 / 水上悟志(17巻完結)

 

闇(かたわら)と呼ばれる異形が跋扈する戦国時代、人間好きの妖狐・たまと人間嫌いの仙道・迅火(じんか)、義兄弟コンビの戦いを描く戦国バトル漫画。作者は「惑星のさみだれ」の水上悟志さんです。

 

他の水上作品に比べバトルに特化しており、太い線で描かれる荒々しい必殺技と細い線で緻密に描かれるシーンのギャップがすごい。登場キャラ全員の背景をしっかりと描き、さらに主人公が交代してどんどん壮大になっていくストーリーをきっちり畳む構成力は流石。まさに王道の少年バトル漫画といっていい大作です。読後はきっと”温かいもの”が残されているはず。

 

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3位 進撃の巨人 / 諌山創(22巻〜連載中)

 

どこからともなく現れた人食いの巨人と、人間の生存競争を描く漫画。

先が読めない衝撃的な展開と、荒削りながらも緻密に作り込まれた世界観、伏線たっぷりで底知れぬ謎が話題を呼んだ原作にはじまり、超クオリティで製作されたアニメ版、なんか荒れた実写映画版と、3段飛びで世間を席巻しました。関西版(現在公開終了)もちょっと話題に。

 

三浦春馬、水原希子、長谷川博巳、石原さとみ出演で実写映画化もされました。アニメ2期が超楽しみ。

 

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2位 からくりサーカス / 藤田和日郎(43巻完結)

 

命を狙われた少年・才賀勝と拳法家・ナルミ、人形使い・しろがねが偶然出会うところから幕を開ける、冒険バトル漫画です。暗い展開やバイオレンスなシーンが多く話も長いですが、風呂敷を広げに広げて畳んだ壮大な作品

 

紆余曲折あってからの終盤、勝と加藤が背を合わせて戦うシーンは鳥肌モノ。敵味方問わず、各キャラの死に様も名シーンばかりです。ラストの演出もにくい。傑作です。

 

 

 

1位 ジョジョの奇妙な冒険 / 荒木飛呂彦

 

誇り高きジョースター一族の世代を超える闘いを描くサスペンスバトル漫画。

 

30年前に連載開始し、現在8部が連載中。見所は、2世紀以上にわたって受け継がれる熱い『意志』と、その根底に流れるテーマ『人間賛歌』!

色彩豊かでハイセンスな絵は、今もなお進化中。「ジョジョは絵が苦手だから読まない」は超もったいないと思います。

各部ごとに紹介させていただきますがかまいませんねッ!

 

第1部 ファントムブラッド(3巻完結)

すべての根源!ジョジョの奇妙な冒険はここから始まったッ!仮面の力で人間をやめ、吸血鬼となったディオ。紳士ジョナサンは太陽のエネルギー”波紋”を身につけ、ディオに立ち向かう!

「メメタァ」「パパウパウパウ」といったぶっ飛んだセンスの擬音にも注目です。

 

第2部 戦闘潮流(4巻完結)

途絶えたと思われたジョナサンの意志は、その孫ジョセフに受け継がれていたッ!対するは吸血鬼のさらに上の存在”石の男”たち!ツェペリの孫シーザーとともに、ジョセフは究極生命体との戦いに挑むッ!

紳士ジョナサンとは正反対の曲者ジョセフ。彼のトリッキーな戦闘が見所です。

 

第3部 スターダストクルセイダーズ(10巻完結)

ジョセフの孫、空条承太郎に悪霊が取り付いた!その正体は精神エネルギーの像(ヴィジョン)、『幽波紋(スタンド)』!母の命を救うため、DIOとの因縁に決着をつける長い旅が始まるッ!

能力系バトル漫画の金字塔といえる作品。DIOとのラストバトルは漫画史上屈指の熱い戦いです。 

 

第4部 ダイヤモンドは砕けない(12巻完結)

M県S市杜王町で増え続けるスタンド使い!そして現れる最悪の殺人鬼!ジョセフの隠し子、東方仗助とその仲間たちが町を守るために立ち上がるッ!

個人的にジョジョの中で一番好きな4部。杜王町の日常と、そこに潜む恐怖の調和が素晴らしいです。

 

第5部 黄金の風(10巻完結)

DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナには夢がある!子供にすら麻薬を流す、ギャング団のボスを倒し、組織を乗っ取ることができるかッ!?

舞台はイタリアへ。キャラデザインの卓越したセンスと、世界一かっこいいおかっぱ・ブチャラティの”覚悟”が5部最大の魅力です。

 

第6部 ストーンオーシャン(11巻完結)

承太郎の娘、徐倫(ジョリーン)は、父の愛に飢えていた。DIOの意志を継ぐプッチ神父にスタンドと記憶を奪われる承太郎!それを取り戻す過程で父を理解する徐倫。親子の絆と、DIOから受け継がれた『最悪』が激突するッ!

この6部からスタンドバトルが複雑になっていきます。正体不明の敵が襲ってくる圧倒的な恐怖感と、最初は頼りない主人公ジョリーンの成長が見所です。

 

第7部 スティール・ボール・ラン(24巻完結)

一巡した世界で始まる、馬による北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」。下半身付随となった元天才騎手ジョニィ・ジョースターと、死刑執行人ジャイロ・ツェペリのコンビが、ある”遺体”をめぐる争いに巻き込まれるッ!「世界のナプキン」を最初に手にするのは誰だッ!

今までのような単純な正義vs悪ではなく、登場人物それぞれの信念を貫くために戦う感じがすごく好きです。セルフパロディも満載。

 

第8部 ジョジョリオン(14巻〜連載中)

一巡した世界のM県S市杜王町。3月11日の震災後に現れた「壁の目」から出現した記憶喪失の主人公、東方定助。これは彼の「呪い」を説く物語。同じく「壁の目」で死んでいた『吉良吉影』との関係とは!?

一番好きな4部の舞台が再登場。それだけで十分面白いのですが、主人公・定助自身の謎、それを解き明かす過程に引き込まれます。

 

 

おすすめ「SF」漫画

21位 百万畳ラビリンス / たかみち(2巻完結)

 

延々と続く畳部屋…。迷い込んだのはゲーム会社で働く2人のOL。ここはいったいどこ?尋常じゃない好奇心を持つ変人・冷香(れいか)と常識人・庸子(ようこ)。2人のゆるい脱出ゲーの結末やいかに!

 

ユニークな設定と、物語が進むにつれて厚みを増していく先の読めない展開が魅力です。万人ウケする漫画ではありませんが、物は試し。上下巻イッキ読みしちゃいましょう。

 

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20位 All You Need is Kill / 小畑健(2巻完結)

 

ライトノベルが原作のループものSF漫画。トム・クルーズ主演で実写映画化もされましたが、個人的にはハリウッド感満載の映画より漫画のほうが結末含めしっくりきました。マンガ版のリタ・ヴラタスキまじ天使。

 

スピード感のある無駄のない展開です。2巻完結ってのも読みやすくてオススメ。

 

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19位 刻刻 / 堀尾省太(8巻完結)

 

時間が止まった世界「止界」に入れる一家と「止界」を奪わんとする宗教団体の攻防を描くSFサスペンス。

 

絵はそんなに上手じゃないし、登場人物は地味だし、展開にもハデさがないけど、しっかり練られた作りで読ませる作品です。「テンプレマンガにはもう飽き飽きだぜ。」という人にオススメ。

後日談がフリーで読めるのでお忘れなく。

▶︎『刻刻』番外編―300日後―

 

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18位 いぬやしき / 奥浩哉(9巻〜連載中)

 

家族にバカにされ、世間には冷たくされ、あげくのはてにはガン発覚で余命3ヶ月を宣告された、希望も人脈もない58歳の冴えないおっさん・犬屋敷壱郎。そんなおっさんがある日急にサイボーグになっちゃう変化球SFマンガ

 

おっさんが手にした”希望”ともう一人の主人公に与えられる”絶望”、相対するヒューマンドラマに目が離せません。どっちもサイボーグなんですけどね

 

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17位 BLAME!(ブラム!) / 弐瓶勉(5巻完結)

 

超未来、人間はネットワークに支配された世界で隠れるように生き、管理システムによって排斥されていた。主人公は探索者・霧亥(きりい)。すべてを貫く”重力子放射線射出装置”を手に、果てしなく巨大な階層都市を彷徨う―。

 

セリフを極限まで削り、複雑な世界観もまったく説明しないまま何が起きているか分かりづらい戦闘が繰り返されます。敷居が高く人を選びますが、一度ハマると抜け出せない不思議な魅力を放つ作品

繰り返し読むうち、描かれていない部分まで想像する楽しさを感じたあなたは”BLAME!中毒者”と言っていいでしょう。

 

 

 

16位 ZETMAN / 桂正和(20巻〜連載中)

 

大企業アマギコーポレーションの極秘研究によって生み出された超生命体 ”Z・E・T”、怪物”プレイヤー”、正義の味方”アルファス”。3勢力が縺れるストーリーが、主人公ジンとコウガを中心に進みます。

 

単純な勧善懲悪ではなく、「正義とは? 悪とは?」という複雑なテーマ少年誌では描写できない暴力・性・非道徳といった過激さを含む作品です。

 

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15位 GANTZ / 奥浩哉(37巻完結)

 

アパートの一室に集められた死んだはずの人間たち。わけがわからないまま宇宙人との命がけの戦いに投げ込まれる、という異色のSF。今までにない設定、CGを駆使した無機質かつ美しい描写、先が読めない展開、唯一無二の”GANTZワールド”が味わえます。

 

エグめな表現が多いので要注意。二宮和也と松山ケンイチ主演の実写映画はエグさが若干抑えられてるので先に映画を観てみるのもいいかも。

 

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14位 ぼくらの / 鬼頭莫宏(11巻完結)

 

15人の小中学生が巨大ロボット”ジアース”を操縦して地球を襲う巨大な敵と戦う、という一見普通のロボットもの…のはずが、ある設定のせいで重苦しいヒューマンドラマに変貌します。

 

避けられない「死」を目の前にした少年少女の心象描写に圧倒されること間違いなし。物語が進むにつれて徐々にジアースの謎が解き明かされていく計算し尽くされたストーリー。まさに問題作です。

 

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13位 ULTRAMAN / 清水栄一、円谷プロ(9巻〜連載中)

 

円谷プロが生み出した伝説の特撮ヒーロー「ウルトラマン」の数十年後を描く作品です。主人公はハヤタ隊員の息子・進次郎。科学特捜隊が作り上げたウルトラスーツを身に纏い、人知れず地球に潜む宇宙人と戦う、というストーリー。

 

ゼットン星人が味方だったり、懐かしの怪獣たちが意外なところで登場したりと、ウルトラマン好きにはたまらない漫画です。「こんなのウルトラマンじゃない」という批判が作中での主人公の葛藤につながっている、という展開も面白い。

絵もキレイで派手なアクションが映えますし、ダークでシリアスなストーリーにも目が離せません。おすすめです。

 

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12位 BIOMEGA(バイオメガ) / 弐瓶勉(6巻完結)

 

西暦3005年、地球は未知のウィルスによるバイオハザードに晒されようとしていた。ウィルスの謎を解く鍵を握るのは、1人の少女イオン・グリーン。ウィルス拡散を防がんとする合成人間・庚造一(かのえ ぞういち)の戦いを描く、ハードSF漫画です。

 

登場するメカ・武器・味方・敵…すべてが今まで見たことがないデザインなのにカッコいい。 緻密に作り込まれたサイバーSFの世界観と、迫力満点の画、疾走感あふれる怒涛の展開にメチャクチャ引き込まれる作品です。

フニペーロ超かわいい。

 

 

 

11位 新世紀ヱヴァンゲリオン / 貞本義行(14巻完結)

 

アニメ放送の前に連載が始まり、やっと完結した漫画版ヱヴァンゲリオン。通称貞本エヴァ。

 

ストーリーはアニメ版とほぼ同じ展開ですが、ちょっと男らしいシンジ君が見れます。結末もアニメ・旧劇場版とは違い、納得できる終わり方でした。さらに、最終巻には新劇場版の”あのキャラ”につながる未公開の過去編も収録。ファン必読です!!

 

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10位 機動戦士ガンダム THE ORIGIN / 安彦良和ほか(24巻完結)

 

”1stガンダム”のコミカライズ。基本的にアニメに忠実で、ストーリーもほぼそのままと、原作ファンも安心して読めます。一部原作との矛盾があるので、コアなファンは要注意かも。

 

アニメではあまり掘り下げられなかったシャアの過去編があって、個人的にはとても楽しめました。

 

 

 

9位 アトム ザ・ビギニング / 手塚治虫、ゆうきまさみ(6巻〜連載中)

 

漫画の神様・手塚治虫の傑作SF漫画「鉄腕アトム」の前日譚。アトムの生みの親である天馬博士、保護者であるお茶の水博士の大学生時代を描くSF漫画です。

 

”古典SF漫画を現代の読者にウケるように書く”という、時系列ごちゃごちゃな難題をしっかりクリアしています。未来の話なのにどこか懐かしい、不思議な空気感を持つ作品。アトムファンにも嬉しい仕掛けもたくさん盛り込まれてます。

 

 

 

8位 ニンジャスレイヤー / 余湖祐輝ほか(12巻〜連載中)

 

ドーモ、ドクシャ=サン。このウキヨエ・コミックは、Twitter上で連載されているサイバーパンクニンジャ活劇小説が原作です!

原作の世界観を忠実に再現!ワザマエ!乱れ飛ぶスリケン!戦闘シーンもヤバイ級にカッコいい!実際おもしろい!ゴウランガ!!

 

…こんな感じです。絶妙にズレた忍者像が不思議とクセになるユニークな作品。ハマる人はハマるはず。

 

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7位 デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション / 浅野いにお(6巻〜連載中)

 

女子高生のちょっとエキセントリックな日常×弱小インベーダーの侵略、というデストピア(仮)青春漫画です。3年前、東京上空に突如現れた超巨大UFO。世界の終わり…かと思いきや普通に日常に溶け込み、全然終わらなかった世界が舞台。

 

とにかく画力の高さが光ります。内容はサブカル女子高生、核爆弾による放射線汚染、右翼と左翼、人権・利権問題など、いろんな要素を詰め込みまくった感じ。カオスな雰囲気がクセになる、いい意味で”イタい”作品です。個人的には超好き。

 

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6位 シドニアの騎士 / 弐瓶勉(15巻完結)

 

1000年前、謎の生命体奇居子(ガウナ)によって地球が破壊されてからの人類の生存をかけた戦いを描く、ロボットSF漫画です。

 

戦闘シーンは何が起こってるか分かりづらいかも。ですが、細部まで丹念に作り込まれた世界観、常に人類滅亡と隣り合わせの息もつかせぬ怒涛の展開、ちょっとシュールな笑い、いろんな要素にハマれる作品です。

 

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5位 七夕の国 / 岩明均(4巻完結)

 

「寄生獣」に続く岩明均作品。江戸時代、数千の軍勢をたった数人で敗走させたある村の民に秘められた謎の能力を軸に、現代で展開されるSF漫画。民俗学や考古学、歴史学の要素も絡めており、独特な雰囲気があります。

 

派手さはありませんが、ちりばめられた謎と伏線がつながっていき、結末に収束していく様は圧巻。作品としての完成度は「寄生獣」以上ではないでしょうか。傑作です。

 

 

 

4位 イムリ / 三宅乱丈(21巻〜連載中)

 

奴隷民族「イコル」を支配する民族「カーマ」と、少数の原住民「イムリ」の物語を描くSFファンタジーマンガ。

綿密に作り込まれた全く新しい世界観と、人間ドラマの緻密さ、「支配と自由」という重厚なテーマが合わさったスゴい作品。

固有名詞が多く、設定も複雑なので慣れるのにちょっと時間がかかりますが、まさにSF大河マンガというべき大作です。

 

 

 

3位 レベルE / 冨樫義博(2巻完結)

 

天才、冨樫義博の最高傑作と名高いエイリアン・オムニバス。宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主、通称”バカ王子”が巻き起こす珍騒動。それらを連作集の形式で描いています。

 

サスペンスから、ホラー、コメディ、ミステリー、ラブロマンス、アドベンチャー、バイオレンスまで、あらゆるジャンルの話が画力も含めて最高のクオリティで楽しめます。

 

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2位 スピリットサークル / 水神悟志(6巻完結)

 

「あんたにはあと 7回 死んでもらうわよ」

転校生・石神鉱子(いしがみ こうこ)にいきなり宣戦布告された平凡な中学生・桶谷風太(おけや ふうた)。2人はいつの時代でも殺し殺される奇妙な因縁で結ばれていました。過去から未来へ、自分の生まれ変わり7人の人生を見た風太と鉱子の結末は…?というSFファンタジー漫画。

 

6巻という短さに圧倒的な面白さが詰まった作品。壮大に広げた物語が収束し、内なる戦いを繰り広げるラストは鳥肌が立ちっ放し。人はなぜ生きるのか?根源的で超難解なこの問いのヒントになるであろう傑作です。

 

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1位 宇宙兄弟 / 小山宙也(31巻〜連載中)

 

兄弟の小さい頃の夢、宇宙飛行士。夢を見続けついに叶えた弟。夢を諦めていた兄が、宇宙飛行士を目指す物語。

 

南波兄弟を中心としたハートフルなヒューマンドラマがいい感じ。要所要所のユーモアセンスも秀逸ですし、皆で難題を乗り越えていく熱さもグッド。 老若男女すべての人におすすめできる作品です。

 

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おすすめ「ファンタジー」漫画

18位 かつて神だった獣たちへ / めいぴい(5巻〜連載中)

 

禁忌の技術によって作り出された異形の兵士・疑神兵。戦争を終わらせた”英雄”は、時を経た今はただの”獣”と呼ばれ忌み嫌われていたー。獣狩り・ハンクと、彼に父親を殺された少女・シャールの旅を描くファンタジーバトル漫画です。

 

単なる勧善懲悪ではなく、狩る方も狩られる方もそれぞれ葛藤を持っている重厚な作品。総じて画力が高く、バトルシーンの迫力と繊細なヒューマンドラマのギャップが魅力的。偽神兵たちの設定・背景が作り込まれており、しっかり感情移入できます。

 

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17位 引き出しにテラリウム / 九井諒子(1巻完結)

 

「ダンジョン飯」で大ブレイクした九井諒子の短編集。日常コメディから昔話、ファンタジー、SFにいたるまで、33篇ものストーリー(多くは数ページで終わるショートショート)を楽しむことができます。

 

1篇ごとの読後感もそれぞれ違ってて、ハラハラドキドキしたと思ったら次はほのぼの、かと思ったらしんみり…。それぞれの切り口やネタ、表現方法も様々で全く飽きません。画風まで変幻自在です。

1冊読み終わった後は、33篇全てをまとめたカバー絵を眺めて楽しめます。

 

 

ダンジョン飯、引き出しにテラリウムと読んで九井ワールドにハマった方は、下の2冊もぜひ手に取ってみてください。 

 

 

 

16位 ギガントマキア / 三浦建太郎(1巻完結)

 

ダークファンタジーの金字塔「ベルセルク」の三浦建太郎が描く、ファンタジーSF短編漫画です。

 

舞台は亜人族と人族が共生するディストピア。亜人種を蹂躙する帝国を阻止する目的で旅する1組の男女、デロスとプロメの物語です。かなりシリアスな世界観ですが、巨人プロレスのノリが最高。書き込みも相変わらず圧倒的。

短編で終わらせるのがもったいない作品です。

 

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15位 なるたる / 鬼頭莫宏(12巻完結)

 

ほんわか書体のひらがなタイトル、田舎の夏休み、活発少女がゆるキャラと出会い、冒険が始まる!・・・と思ったらセカイ系鬱マンガだった。まじかー。

 

ファンタジーゆえ各エピソードに現実感は無いのですが、恐ろしいくらいの生々しさを感じます。人間の”闇”の部分をこれでもか、と表現した問題作。

表紙には「なるたる」って書いてあるんだけど、真のタイトルは「骸なる星、珠たる子」っていう殺伐タイトルです。ダマされないようにしてくださいね。

 

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14位 ストラヴァガンツァ ~異彩の姫~ / 冨明仁(5巻〜連載中)

 

鉄仮面の女王陛下ビビアン様(※ 露出度:高)が主人公のファンタジー漫画。展開はほのぼの日常からシリアスバトルまでギャップ大きめです。画力が非常に高く、アクションシーンが上手で見やすくて◎。

 

路線がいまいち定まらないけど、ちょいエロ成分でついつい許せてしまいます。尻がエロい。3巻あたりから世界観に奥行きが出てくるので、そのあたりまで読んでみることをお勧めします。

 

 

 

13位 グレンデル / オイカワマコ(2巻〜連載中)

 

かつての世界の王・竜に代わり、人間が支配者となった世界。自分の命のために主人を見捨てて死罪となった女騎士・カメリアが恩赦と引き換えに提案された密命は、竜の仔・グレンデルの護衛。というストーリー。

 

荒削りな部分はありますが、総じて画力が高く、王道ファンタジーをしっかり描いています。超強いけど斬った相手の痛みを体感してしまう号泣系女騎士や竜の仔の謎など、背景もなかなか凝っていて展開が気になります。今後が楽しみな作品。

  

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12位 終わりと始まりのマイルス / 鬼頭莫宏(1巻〜連載中)

 

万物が宙に浮く、キで満ちた不思議な世界”オービスワーヌス(空環)”。キ祷師マイルスとキ神ギカクのコンビが、キ物の思いを空に還します。

 

一見難解ですが、何も考えずに独特な世界観・空気感を味わえるほのぼのファンタジーです。ミリタリー好きも楽しめます。

ただし連載再開は未定…。

 

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11位 結婚指輪物語/ めいびい(5巻〜連載中)

 

幼馴染のヒメを追いかけ、男子高校生・サトウが辿り着いたのは剣と魔法のファンタジー世界。サトウはヒメと結婚して伝説の勇者・指輪王になり、5人の姫と結婚し5つの結婚指輪を集めて世界を救えっ!という、ちょいエロファンタジーラブコメ漫画です。

 

ハーレム展開や、2人の絆が深まれば指輪の力が強まる設定は”これなんてエロゲ?”って感じですが、絵と話がしっかりしているのでグイグイ読めます。見た目も性格もバラバラな姫たちがみんな可愛くていいですね。

 

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10位 HELLSING(ヘルシング) / 平野耕太(10巻完結)

 

無敵の吸血鬼アーカード属するヘルシング機関。その凄惨な戦いを描いたバイオレンスファンタジー漫画です。敵味方揃ってみんなイカれたハイテンションな殺し合い。ラストはヴァチカンの特務機関イスカリオテ、ナチス残党によって結成されたミレニアムを巻き込んだ3つ巴の大戦争に突入していきます。

 

とにかくキャラの狂い方、独特なセリフまわしが魅力的。ベタ塗り多様のクセが強い絵もふくめて、すべての要素が唯一無二なスゴい漫画です。

 

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9位 ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 / 藤原カムイ(15巻完結)

 

「ダイの大冒険」と双璧をなすドラクエ漫画。「ダイ大」が完全オリジナルのストーリーなのに対し、こちらの「ロト紋」は3と1の間の話。(ドラクエの時系列は3→1→2)人が死ぬ描写もあり、すこしシリアスで大人向けな印象です。

 

最大の山場である獣王グノン戦の展開が熱すぎる。モンスター10万vs勇者1人、ポロン覚醒、ミナディン。死に様も壮絶なグノン、強烈なインパクトを残してくれました。

 

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8位 ゴブリンスレイヤー / 蝸牛くも、黒瀬浩介ほか(2巻〜連載中)

 

原作は同名のライトノベル。ギルドに登録したばかりの女神官が合流したのは新米冒険者パーティー。まずはちゃちゃっとゴブリン討伐だ!という王道ファンタジーなプロローグですが、待ち受けていたのは弱いはずのゴブリンの罠・不意打ち・毒・陵辱…。修羅場に現れたのは、ゴブリン退治に取り憑かれた男・ゴブリンスレイヤー。

 

緊張感のあるバトル、ゴブリンの被害が拡大する原因、「ベルセルク」を彷彿とさせる凄惨な表現など、ファンタジーの世界に描かれるのは圧倒的に無慈悲な”リアル”。絵も上手く、アクションシーンも魅せてくれます

1巻でここまで読ませる漫画も珍しい。今後も目が離せない作品です。

 

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7位 ソウルイーター / 大久保篤(25巻完結)

 

死神武器職人専門学校(死武専)に通う武器人間とそれを扱う職人。その目的は”99個の悪人の魂”と”1個の魔女の魂”を武器に食べさせ”デスサイズ”を作ること!

 

正直3巻あたりまでは絵、ストーリーどちらも微妙の一言。しかし読み進めていくうちに、センスの塊としかいえないオシャレでパンクな世界観にハマっているはず。特に”ヒトの狂気”の表現が秀逸。ギャグもキレがあって笑えます。 

 

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”死神武器専門学校”のダーク&クール&ポップな日常を描くスピンオフ「ソウルイーターノット」が全5巻で出てます。

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6位 ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうか / 大森藤ノ、九二枝(8巻〜連載中)

 

神々と人間が共に暮らしている迷宮都市オラリオを舞台に、新米冒険者ベル・クラネルの冒険と成長を描くファンタジー漫画。原作はライトノベルで、アニメ化もされた大人気作品です。

”ファミリア”、”ステイタス”、”スキル”といった設定が凝っており、RPG好きなら必ずワクワクしてきます。緊張感のあるバトル、人間と神々が織りなす世界の陰謀…まさに王道ファンタジーって感じでいいですね。女の子も可愛いです。

 

主人公のチート的成長やハーレム展開などのラノベっぽい要素もありますが、テンポの良さを失わせず色んなキャラを見せる、という意味では上手。漫画から「ダンまち」の世界に入ってみては?

 

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主人公・ベルの憧れる”剣姫”アイズ・ヴァレンシュタイン視点での物語を描く「外伝 ソード・オラトリア」もおすすめです。

 

 

5位 ドリフターズ / 平野耕太(5巻〜連載中)

 

死んだ歴史上の偉人達がファンタジー世界に召喚され、2つの陣営に分かれて争う、「大乱闘!世界の英雄オールスターズ!!」的な漫画。織田信長、島津豊久、那須与一、スキピオ、ハンニバル、安倍晴明らが味方陣営。敵陣営はキリスト(?)、明智光秀、土方歳三、ジャンヌダルク、アナスタシア・ロマノヴァなど。

 

キャラ・画力・セリフ・ストーリー全てにおいて、ものすごい勢いと説得力があります。書いてる本人がとても楽しそうなのが伝わってきます。

 

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4位 アルスラーン戦記 / 荒川弘、田中芳樹(7巻〜連載中)

 

古代ペルシャ帝国をモデルにした架空の王国パルスを舞台に、王子アルスラーンの物語を描くファンタジー大河漫画。20年以上前から続く未完の同名小説のコミカライズです。

 

原作ファンには賛否両論あるようですが、さすがは超売れっ子漫画家・荒川弘。戦争シーンの迫力と魅力的なキャラクターで原作の雰囲気を上手く再現しています。まだ巻数は少ないですが、大作になること間違いなしでしょう。

 

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3位 ダンジョン飯 / 九井諒子(4巻〜連載中)

 

”短編女王”九井諒子初の長期連載。RPGのダンジョンに生息するモンスターを調理する、というファンタジーグルメ漫画です。ムダにリアルな調理方法や、モンスターの栄養バランスまで解説されており、読んでるとお腹が減ってきます。料理の先生役のドワーフ、生徒役の主人公(戦士)、魔法使い、シーフ、それぞれキャラが立っていていい感じです。

 

ちょっと有名になりすぎた感がありますが、やはり面白いものは面白い。未読の方は、巻数の少ない今のうちからぜひ読んでみてください。

 

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2位 惑星のさみだれ / 水上悟志(10巻完結)

 

何の変哲も無い大学生は姫を守る騎士となり、悪の魔法使いから世界を救う王道ファンタジー!と思いきや…守られるはずの姫・さみだれは地球征服を目論む魔王だったのだ!という感じのストーリー。

 

展開だけでなく主人公や仲間たち、敵でさえも王道から外れていますが、最後はきっちりと締める構成力の高さが光ります。笑って泣けて熱くなれる素晴らしい漫画。10巻完結という読みやすさも◎。

 

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1位 ベルセルク / 三浦建太郎(38巻〜連載中)

 

隻眼隻腕の剣士ガッツの復讐の物語。異形の怪物”使徒”との戦いを描くダーク・ファンタジー漫画の金字塔です。圧倒的な書き込み、容赦ない凄惨なストーリーは他の追随を許しません。

 

特筆すべきはやはり、中世ヨーロッパを土台に”魔”が暗躍する黄金時代編です。傭兵集団”鷹の団”の興盛と凋落、ラストの絶望感は、読んだ者全ての心に刻まれること間違いなしです。

 

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おすすめ「日常・コメディ」漫画

21位 あずまんがだいおう / あずまきよひこ(3巻完結)

 

少し前に大流行した日常系4コマの先駆け的な漫画です。6人の女子高生の何気ない日常。クスッと笑えて味のある雰囲気がいい感じです。

 

連載終了後、約10年経って新装版が出ました。ちょっとクセのあった絵が「よつばと」テイストに書き直されています(4分の1くらいは以前のままなのでごっちゃになっていますが)。書き下ろしエピソードもあるのでこっち買ったほうがいいかも。

 

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20位 ヤマノススメ / しろ(13巻〜連載中)

 

引っ込みじあんな女子高生が登山をはじめる、ゆる登山漫画。登山漫画には珍しく人が死にません。

 

ゆるふわな絵柄とは裏腹に、登山を始める心構えや必要な準備・知識など、必要なことがしっかり書いてある堅実な漫画です。趣味としての登山に興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

19位 ハクメイとミコチ / 樫木祐人(5巻〜連載中)

 

身長9cmの小人、ハクメイとミコチ。様々な種族が暮らす森、街を舞台に2人の生活を描く日常ファンタジー漫画です。

 

そこに生きる人(?)たちはみな仕事を持っていたり、しっかり経済が回っていたり、割とリアルな生活を送っています。ファンタジー成分と対比させるように、虫や動物をリアルに描写しているのも印象的。

背景がとても書き込まれており、特に何も考えず眺めているだけで世界観に浸れます。 いつかカラーで眺めたい漫画No.1。

 

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18位 最強伝説 黒沢 / 福本伸行(11巻完結+8巻〜連載中)

 

恋人も人望も金もない中年独身男・黒沢の悲哀に満ちた生き様をシュールなギャグで描く漫画です。

 

なんでもないような日常は、稀代の不器用人間・黒沢というフィルターを通すことで今までにない笑いを生み出します。黒沢みたいには絶対なりたくないんだけど、黒沢みたいに生きていきたいです。まさに最強伝説

 

 

現在第2部「新黒沢 最強伝説」が連載中。 

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17位 喰う寝るふたり 住むふたり / 日暮キノコ(5巻完結)

 

8年間同棲を続けるカップルの生活を描く日常漫画。1つのエピソードを彼氏と彼女別々の視点で描いているユニークな構成が特徴です。

 

彼氏目線では「うんうん、わかる」という共感、彼女目線では「そんなふうに考えてるのかぁ」という発見を得ることができます。カップルや夫婦で読み合わせしてみるのもいいかもしれません。

 

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16位 ふらいんぐうぃっち / 石塚千尋(5巻〜連載中)

 

青森で魔女デビューした15歳の女子高生・木幡真琴(こわたまこと)。一人前の魔女になるため親戚の元で居候する真琴の日常を描きます。

 

魔女であることは人に言ってはならない…のですが周りにバレまくるし、親戚たちも気にせず魔女世界を楽しむユルさがいいですね。 絵柄も構成も、ほのぼの日常漫画の代表作「よつばと!」に似ているので、この手の漫画が好きな方は必ず楽しめると思います。

 

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15位 富士山さんは思春期 / オジロマコト(8巻完結)

 

160cm中2男子と181cm中2女子の凸凹恋愛漫画。とくに事件らしい事件も怒らず、部活に合宿に運動会に修学旅行と、普通の中学生の日常を描いています。

 

セリフが少なく、人物の表情や仕草、コマとコマの間の雰囲気で読ませる画力は見事。1話に1回は彼氏が見る彼女の姿の描写があって、まるで自分が中2にもどったかのような気にさせてくれます。

 

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14位 波よ聞いてくれ / 沙村広明(3巻〜連載中)

 

札幌在住、スープカレー屋のカリスマ店員・鼓田ミナレ。失恋後の彼女がギョーカイ人にダマされ、ラジオパーソナリティーにスカウトされる話。

 

恋愛と社会に翻弄される地方アラサー独身女性の生き様を、ムダにハイテンションかつにスピーディに描く、上質なコメディ漫画です。主人公のキャラ、ワードセンスが秀逸。爆笑はできませんが、なんか笑えてクセになる漫画です。 

 

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13位 たくのみ / 火野遥人(3巻〜連載中)

 

シェアハウスに住む女子4人が毎晩酒盛りをする日常漫画です。ヱビスビールやタカラ焼酎ハイボールなどの実在するお酒がたくさん登場。お酒にまつわるうんちくやおつまみの作り方まで載っていて、お酒好きなら楽しめること間違いなし。

 

メインキャラ4人は、上京してきた新人OL、元気なアパレル系、料理ができるお姉さん、就活中の女子大生と、ベタながらみんな可愛いですね。 仕事、恋、就活…それぞれ悩みは尽きませんが、みんなで集まってお酒を飲む。そして明日から頑張ろう!っていう感じに好感が持てます。ほろ酔い姿の女子が見れる貴重な漫画ですよ。

 

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12位 俺物語 / アルコ、河原和音(13巻完結)

 

高校生同士の恋愛コメディ漫画。大人の男性が読んでも十分楽しめる少女漫画です。表紙右のヒロインとくっつくのは、左のイケメンではなく真ん中のゴリラ・剛田猛雄(ごうだ だけお)。

 

少女漫画にありがちなウダウダ・モヤモヤした恋愛ではなく、ストレートで純粋な恋愛ストーリーです。猛雄の漢らしさと相まってとても好感が持てます。人を好きになるっていいなぁ、と素直に思える漫画です。

 

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2015年にアニメ化され、同年、鈴木亮平・永野芽郁・坂口健太郎出演で実写映画化されました。

 

 

 

11位 東京タラレバ娘 / 東村アキコ(9巻完結)

 

こじらせアラサー独女をブッタ切るコメディ漫画。一部の女性視点ではホラー漫画になります。

 

主人公は3人の東京在住アラサー独身女子。3人とも容姿も整ったキャリアウーマンなのですが、関係をもった男からはことごとくひどい扱い。男たちも相当なクズなのに、傷つくのはいつも彼女たち。そんなアラサー独女の自虐と、居酒屋メニューから生まれたタラちゃん&レバちゃんの毒が生み出す、エッジが効いた笑いが楽しめます。

 

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10位 魔法陣グルグル / 衛藤ヒロユキ(16巻完結)

 

謎の魔法グルグルをめぐり、勇者ニケと魔法使いククリの旅を描くファンタジーギャグ漫画。

 

ストーリー自体は魔王を倒すのが目的の王道ファンタジーですが、ほのぼのとした世界観、キタキタおやじをはじめとする強烈なキャラ。人を傷つけない純粋なギャグ。お腹が痛くなるほど笑ったマンガは後にも先にもこのマンガだけです。

 

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現在”2”が連載中。ギャグのキレは失われないどころか、全盛期のころに戻っているくらい笑えます。

 

こんなスピンオフも。笑うに決まってるだろ。 

 

 

9位 亜人(デミ)ちゃんは語りたい / ペトス(4巻〜連載中)

 

ヴァンパイア、デュラハン、雪女、サキュバス…。モンスター娘=亜人(デミ)ちゃんたちが送る、学園日常コメディ漫画です。

明るいノリとちょっとエッチで可愛い亜人ちゃん達がいい感じ。それぞれの特異体質の設定も練られており、話のテンポもよく、各エピソードの展開やオチも上手です。

 

その反面、少しシリアスな面も描かれています。亜人ちゃん達の悩みや葛藤が比喩しているのは、マイノリティな人々の苦しみでしょう。亜人に理解ある先生がそれらを解決していく過程からは、個性を尊重する大切さを考えさせられます。明るい日常漫画の中に、”みんなちがってみんないい”を体現している作品です。

 

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8位 子供はわかってあげない / 田島列島(2巻完結)

 

競泳少女と書道男子のゆるい事件とゆるい恋を描く青春漫画です。

誰が書いたかわからないけど、Amazonの商品概要が異常に気合入ってました。上巻だけ引用しますね。

水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み=青春(?)。モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール。センシティブでモラトリアム、マイペースな超新星・田島列島の初単行本。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。ああ、夏休み。

 

 

 

7位 ぐらんぶる / 井上堅二、吉岡公威(8巻〜連載中)

 

大学進学を期に、親戚の家に居候することになった北原伊織(きたはら いおり)のキャンパスライフを描く日常コメディ漫画。希望に満ち溢れた伊織が出会ったのは、酒・美女・ダイビング、そして全裸のガチムチ野郎ども!

 

タイトルと表紙からは想像がつかないほど清々しいバカなノリがずっと続いて、読んでるこっちも楽しくなってきます。基本下ネタ、男の裸ばっかり出てくるので注意。美女のちょいエロもあり。 しかし、ダイビングの話になると急に真面目になるのがズルい。こんな大学生活送りたかっ……いや、やっぱ送りたくないわw

 

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6位 くまみこ / 吉本ますめ(7巻〜連載中)

 

東北地方の山の奥にある熊手村。村育ちで世間知らず、都会に憧れる巫女・雨宿まちと最新家電を使いこなすしゃべるクマ・ナツ。1人と1頭が織りなすほのぼのコメディ漫画です。

 

とにかくギャグの質が高いです。キレとテンポ、ツッコミの鋭さはもちろん、計算された”間”の表現が秀逸。表情豊かでかわいらしいまち、冷静なナツの組み合わせもいい感じ。世に溢れる萌え漫画たちとは一味違う傑作です。

 

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5位 からかい上手の高木さん / 山本崇一朗(5巻〜連載中)

 

中2の男子・西片(にしかた)くんが、隣の席の高木さんに”からかわれる”だけの漫画。1話完結のラブコメものです。テンポも良く絵柄もすっきりしていて読みやすいのが◎。

 

授業中、帰り道、たまたま出会った街角…いつでもどこでも西片くんを翻弄する高木さんがめちゃくちゃ魅力的。中2にしては大人びてて、でも年相応な無邪気さがあって。なんとかやり返そうとする西片くんもいいですね。明らかに両想いなんだけどあと一歩踏み込まない…2人の距離感が絶妙。読んでいてニヤニヤしてしまいます。

中2に戻って高木さんにからかわれたい!そんな漫画です。

 

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4位 ハイスコアガール / 押切蓮介(7巻〜連載中)

 

1991年、ゲーセン通いに明け暮れる少年・矢口ハルオが見たのは同じクラスのお嬢様・大野晶のスーパープレイ。時にはライバルとなり、時には協力する…ゲーマー2人の物語を描くラブコメ作品です。

 

ゲーセンの話かぁ…微妙な題材だなぁ。絵もそんなに上手くないし…と思って試し読みしてみると、これがめちゃくちゃ面白い。小学生から中学生、高校生と、筐体ゲームとともに成長する主人公2人の人間ドラマに引き込まれます。作者のゲーム愛もすごくて、ゲーセンブームを経験していない僕でもなぜか懐かしい気持ちになりました。

 

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3位 ばらかもん / ヨシノサツキ(15巻〜連載中)

 

長崎県は五島列島の1つ、福江島を舞台に、ちょっとズレた都会出身の若き書道家・半田清舟(はんだ せいしゅう)と島の住人との生活を描く日常漫画です。

 

根は誠実だけど人として何かが欠けていた半田。自然体で生きる島民と関わることによって成長していく彼の姿にほっこりします。

なんか日々の生活に追われてるなぁ、消耗してるなぁ、と思ったらぜひ読んでみてください。きっと肩の力が緩むはず。

 

 

主人公・半田の高校生時代を描くスピンオフ「はんだくん」もおもしろいです。全7巻。 

 

 

2位 それでも町は廻っている / 石黒正数(16巻完結)

 

丸子商店街のメイド喫茶・シーサイドで働く、推理小説好きのぶっ飛びJK・嵐山歩鳥(あらしやま ほとり)。彼女が周りを巻き込んで引き起こすトラブルや騒動を描く、ほのぼの日常ギャグ漫画です。

 

絵、キャラ、ストーリー、ギャグすべての完成度が高い傑作。ミステリーやSF、恋愛など扱うジャンルも多彩で、どのエピソードもしっかり読ませてくれます。人物描写も巧みで、小学生からお婆ちゃんまで実際に生きているかのよう。

優しくてほっこりする世界観にいつまでも浸っていたい、永久に続いてほしい、と思える作品です。

 

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1位 よつばと! / あずまきよひこ(13巻〜連載中)

 

ちょっと変わった5歳のひろわれっ子・よつばが日常で体験する、”初めて”や”感動”を描く日常漫画。よつば含めた登場人物の優しさと心温まるエピソード、コマとコマのいわゆる”間”がノスタルジーを誘って超絶和みます。帯のキャッチコピーもいい感じ。

いつでも今日が、いちばん楽しい日。

作中の小学生が夏休みの宿題で作ったキャラ・ダンボーが、一人歩きして世界規模で大流行中です。「私はお金で動く」

 

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おすすめ「ヒューマンドラマ」漫画

14位 俺はまだ本気出してないだけ / 青野春秋(5巻完結)

 

40歳で会社を辞め、なぜか漫画家を目指すことにした中年・目黒シズオの日常を描くコメディ漫画。絵は上手くないし話も盛り上がらないんですが、味のある雰囲気にひきこまれてしまう不思議な作品です。

 

コメディ漫画と書きましたが、読む人によって捉え方がまったく違うと感じました。シズオのダメさ、イタさに笑える人もいれば腹が立つ人、応援してしまうもいるでしょう。父や娘、親友とのヒューマンドラマもいい味出してます。

 

 

 

13位 ハチミツとクローバー / 羽海野チカ(10巻完結)

 

美大が舞台の青春漫画。少女マンガには珍しく男性目線でストーリーが展開するので男子も読みやすいです。

 

ちょうど子供と大人の狭間である大学生の楽しさ、悩み、不安。揺れ動く微妙な心理を巧みに描いている作品。周りの大人もみんな青春してて、純粋なものからシリアスなものまで、甘酸っぱいというよりむしろ甘じょっぱい、という表現がぴったりな恋愛群像劇です。

 

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12位 ぼくは麻里の中 / 押見修造(9巻完結)

 

行きつけのコンビニで見かける女子高生を尾行することが趣味の不登校大学生・小森功。いつもの尾行をしていたある日、気がつくと自分の身体が尾行していたはずの女子高生になっていた…というストーリー。

 

ありがちな入れ替わりものとは一味違い、元の女子高生の人格はどこに行ったのか、という謎に焦点を当てた作品です。引きこもり大学生や、外見は優秀だけど実は…な女子高生など、ドロドロとした心理を描くのが本当に上手。性描写も生々しいです。

 

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11位 孤高の人 / 坂本眞一(17巻完結)

 

新田次郎の同名小説が原作の登山漫画。初期は青春ロッククライミング漫画なんですが、ある事件をきっかけに、人間の嫌な部分を前面に出したドロドロした雪山登山マンガに変貌します。裏切りに裏切られ、孤高を貫く主人公・加藤文太郎の壮絶な人生は必ず心に刻まれるはず。

 

ある時は雄大にそびえて登山者を迎え、ある時は凶暴に荒れ狂い登山者を拒絶する、まるで意思を持っているかのような山の書き込みの凄さも見所です。

 

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10位 ボーイズ・オン・ザ・ラン / 花沢健吾(10巻完結)

 

弱小ガチャポン会社で働く、しがない童貞サラリーマン・田西敏行(たみや としゆき)。不器用なりに自分の人生を掴み取ろうともがく彼の生き様を描いたヒューマンドラマ漫画です。

 

前半のヒロイン・植村ちはるが全体を通していい味出してます。後半は王道とはちょっとズレた熱い展開。どうしようもないダメ男の負け続けの人生。低予算にもかかわらず上質な邦画を見たような、いい読後感があります。

 

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9位 最終兵器彼女 / 高橋しん(7巻完結)

 

ぎこちなくも清純な普通の高校生カップル・シュウジとちせ。街が突然の空襲にあったその日、ちせが”最終兵器”にされてしまう、というSF恋愛漫画。戦争とか兵器とかの背景が気になりますが、これはあくまで高校生の恋愛漫画です。他はオプション。

 

どんなに悲劇的な状況になっても一生懸命互いを想いあう2人の姿を見ていると胸が苦しくなってきます。賛否両論ある作品ですが、読後は必ず心の中に何かを残すはず。

 

 

 

8位 ちーちゃんはちょっと足りない / 阿部共実(1巻完結)

 

自由奔放なちょっと変わった女子高生・ちーちゃんが主人公の日常マンガ・・・と見せかけて実は主人公すら違う、異色な日常漫画。

 

思春期の多感な子どもの孤独感、嫉妬心、劣等感の容赦ない表現は、見ているこっちが真綿で首を絞められるような息苦しさを感じるほど。しかも登場人物のほとんどは、どこにでもいそうなフツーの女子高生というのだからおそろしい。すごい漫画です。

 

 

 

7位 君の名は。 / 琴音らんまる、新海誠(全3巻完結)

 

社会現象にまでなった映画「君の名は。」のコミカライズ。東京に暮らす男子高校生・立花 瀧(タキ)と飛騨の山奥で暮らす女子高生・宮水三葉(ミツハ)。ある朝、なぜか入れ替わっていた2人の不思議な生活と謎、そして世界の秘密を描くSF恋愛漫画です。

 

絵が上手く、原作映画の雰囲気を上手く再現しています。入れ替わり生活のコマ割りが上手でテンポが非常にいいですね。映画では語られなかったシーンも多少あり、映画を観た人も楽しめます。結末には変更があるのでしょうか?原作ファンとして続きが気になる作品です。

 

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6位 かくかくしかじか / 東村アキコ(5巻完結)

 

今や売れっ子漫画家・東村アキコさんの美大受験から、美大生としての生活、現在の漫画家になるまでを描いた自伝漫画。漫画家の人生なんて見せられても…と思いつつ試し読みしてみたのですが、これがめちゃめちゃ面白い。

 

東村さん自身の波乱万丈さももちろんですが、絵の恩師・日高先生のまっすぐな人となりが魅力的です。恩師の意思とは少し違っていたかもしれませんが、この漫画によって東村さんが世に出たこと、とても感慨深いなぁと思える作品です。

 

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5位 聲の形 / 大今良時(7巻完結)

 

小学校の頃、耳が聞こえないことを理由にいじめられた女の子・西宮硝子(にしみや しょうこ)といじめの主犯・石田将也(いしだ しょうや)。高校生になって2人が再会したことから物語が始まるヒューマンドラマ。

1巻のいじめパートが目を覆いたくなるほど酷いです。そこをなんとか切り抜ければ、暗い過去をベースとした重厚なヒューマンドラマを堪能することができます。

 

先に言っておきますが、最後までスッキリする展開はありません。しかし人生とはそういうものなのではないでしょうか。もどかしくも心揺さぶる人間の物語、ぜひ最後まで見届けてください。

 

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4位 プラネテス / 幸村誠(4巻完結)

 

2070年代、宇宙開発によって生まれたスペースデブリ(宇宙ごみ)回収業者として働く男・ハチマキ。夢のために孤独に努力を重ねる彼が”愛”を語るヒロイン・タナベと出会い変わっていきます。広い宇宙で自分と向き合うハチマキの心境を綴る物語は、漫画の枠を超えて哲学書や思想書の域にまで達していきます。

全4巻と読みやすいところもいい感じ。

 

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3位 岳 / 石塚真一(18巻完結)

 

山岳救助を題材に、山と人との関係を描く漫画。世界の明峰を踏破し、日本の北アルプスで山岳救助ボランティアに従事する主人公・島崎三歩(しまざき さんぽ)が物語の中心です。

 

題材が題材なので人の死が頻繁に描かれます。リアルな山の怖さを知らされるのですが、決して暗い雰囲気にはならず、”それでもなぜ人は山に惹きつけられるのか?”を教えてくれます。”自己責任”の名の下に偏見を持たれることが多い山岳救助。一方的な批判をする前に手に取ってみてほしい作品です。

 

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2位 惡の華 / 押見修造(11巻完結)

 

ある弱みを握られた男子中学生と弱みを握った女子中学生の非日常を描く、負の青春漫画です。根底のテーマは思春期特有の”自分と周囲に対する絶望感”といったところでしょうか。

 

”ふつうにんげん”になれなかった人間の、儚くももろく、また美しいラストには芸術性さえ感じさせます。 最初はギャグテイストですが、巻が進むごとに雰囲気が変わっていきます。読まず嫌いはもったいない、文学的な作品です。

 

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1位 神々の山麓 / 夢枕獏、谷口ジロー(5巻完結)

 

山に魅せられた男・羽生丈二。前人未到の”エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂”に挑まんとする羽生と、彼を追うカメラマン・深町誠。2人の運命と、ジョージ・マロリーはエヴェレストを踏破したのか?という登山界最大の謎を絡めた登山漫画です。

 

特筆すべきはその書き込み。登場人物の表情から立ちはだかる山々まで、その表現力は漫画の完成形と言ってもいいほどです。 孤高の人・羽生の壮絶な生き様も圧巻。死が目前に迫る状況下、鬼気迫るむき出しの人間の姿はあなたの心に刻まれること間違いありません。はたして羽生の挑戦は大成するのか?マロリーの謎は?ぜひ読んで確かめてください。

 

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おすすめ「スポーツ」漫画

10位 さよなら私のクラマー / 新川直司(3巻〜連載中)

 

「四月は君の嘘」新川直司の最新作。高校女子サッカーがテーマのスポーツ漫画です。孤独なウィング・周防すみれとそのライバルかつ日本代表・曽志崎緑。2人が同じチームに入るところから物語は始まります。

 

可愛らしい画風でありながら、サッカーシーンはダイナミックでド迫力。可憐で力強い女子サッカーをうまく表現しています。それだけでなく、”日本女子サッカーに未来はあるのか?”という社会的要素もからめた深い作品になる予感。日本男子サッカーの父デットマール・クラマーとかけたであろう意味深なタイトルも気になる漫画です。

 

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前作「さよならフットボール」の主人公・恩田希もキーキャラクターとして登場。あわせて読めばさらに楽しめますよ。

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9位 リアル / 井上雄彦 (14巻〜連載中)

 

車椅子バスケを題材にしたヒューマンドラマ漫画。バイク事故を起こした健常者・野宮、車椅子バスケ選手・戸川、事故で車椅子生活を余儀なくされた優等生・高橋。3人がの主人公たちの視点で話が進んでいきます。

 

車椅子バスケシーンの迫力は、流石「スラムダンク」の井上雄彦といったところ。しかしそれ以上の迫力を放つのが、障害者と周囲の人間の現実(リアル)です。単なるスポーツ漫画には収まらない名作。

 

 

 

8位 弱虫ペダル / 渡辺航(50巻〜連載中)

 

高校の自転車競技部が舞台のロードバイクマンガ。昨今のロードバイクブームの火付け役ですね。

 

仲間同士支え合うチームの絆、勝つための駆け引き、最後は意地と意地がぶつかり合う熱い真剣勝負と、スポーツ競技の魅力が全て詰まった傑作です。平凡に見えて実は類まれな才能を持っている主人公や、勝ちに異常な執着を見せる怪物などなど、登場人物たちのキャラの濃さも大きな魅力です。3年の巻島vs藤堂のクライミング勝負がめっちゃ熱い!

 

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7位 グラゼニ / アダチケイジ、森高夕次(17巻完結+11巻〜連載中)

 

プロ8年目の”便利屋”中継ぎ投手・凡田夏之介。彼のプロ野球選手としての生活を描く、変化球な野球漫画です。ペナントレースを通した選手生活はもちろん、年俸や引退後のポジションなどリアルなエピソードが多く、ドキュメンタリーを見ているよう。

 

タイトルの「グラゼニ」は「グラウンドには銭が埋まっている」というプロ野球選手の心の叫び。華々しいプロ野球選手の裏側を覗くことができます。

 

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現在第2部の「東京ドーム編」が連載中です。弱小チームから強豪チームへ移り、凡田はグラゼニを掘り出せるのでしょうか。 

 

 

6位 のりりん / 鬼頭莫宏(11巻完結)

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自転車乗りを異常に嫌う青年・丸子一典(まりこ かずのり)が出会ったのは美少女JKロードレーサー・織田輪(おだ りん)。かくかくしかじかでロードバイクに乗ることになった丸子の奮闘を描く自転車漫画です。

 

鬼頭莫宏作品さんということでいつ欝展開に突入するかヒヤヒヤ&若干期待しながら読み進めましたが、終始爽やかな大人のロードバイク入門漫画でした。ロードバイクの歴史やウンチク、知っておいたほうがいいマナーやルールなどが盛りだくさん。気づいたらロードバイクが買いたくなりますよ。

 

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5位 DAYS(デイズ) / 安田剛士(22巻〜連載中)

 

何の取り柄もないイジメられっ子・塚本つくしと孤独な天才・風間陣。嵐の夜、2人の出会いから始まる高校サッカー漫画です。

 

サッカー名門校で才能に囲まれる中、純粋な思いと努力で周りを引っ張り、認められ、成長していくつくしを応援せずにはいられません。ご都合主義的な展開も多く、荒削りな部分が目立ちますが、それを補って余りある”アツさ”でぐいぐい読ませます。つくしの家族、仲間、ライバルもみんな魅力的で、つい涙腺が緩んでしまうヒューマンドラマもいい感じ。大人になり、忘れてしまった”何か”を思い出させてくれる青春スポ根作品です。

 

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4位 モンキーターン / 河合克敏(30巻完結)

 

少年誌には珍しい競艇漫画。甲子園への夢が破れ、目標を見失っていた高校生・波多野憲二(はたの けんじ)。競艇選手としての才能を見出され、訓練所の門を叩くところから物語がスタートします。

 

ギャンブルとしてのイメージが強い競艇ですが、この作品を読んだ後は「競艇ってカッコいい!」と思えるはず。研修所での血のにじむ訓練やプロ選手同士の真剣勝負はまさに王道スポーツ漫画ですし、三角関係っぽい恋愛や親子の確執などのヒューマンドラマも見ごたえあり。競艇の理論やテクニック、予備知識も豊富でつい競艇上に足を運んでしまいそうになる名作です。

 

 

 

3位 アイシールド21 /  稲垣理一郎、村田雄介(37巻完結)

 

いじめられっこ高校生・小早川セナ。日課のパシリで鍛えられた超人的な足の速さを見出され、”謎のランニングバック・アイシールド21”としてアメフトの世界に足を踏み入れます。

 

魅力はなんといっても画力の高さ。個性的な登場人物たちのデザインはもちろん、アメフトシーンのスピード感や、魚眼レンズで見たような奥行きある描写など、表現方法が非常に巧みです。ストーリーや人物描写も秀逸。特に司令塔・ヒル魔がカッコイイ。

ファンタジーな要素とリアルな要素のバランスが絶妙。努力・友情・勝利の集大成ともいえる王道青春スポーツ漫画です。

 

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2位 オーバードライブ / 安田剛士(17巻完結)

 

自転車にも乗れない運動音痴な高校生・篠崎ミコト。片思いの女子に出会い、ロードバイクと出会い、仲間と出会い、ライバルと出会い、成長していく青春スポーツ漫画です。

 

いろいろと荒削りですが、主人公ミコトの武器は”天性のココロの強さ”ただ1つ。運動神経も才能もない彼が努力と気持ちでレースに挑むハンパない”熱さ”と”勢い”が見所です。日常パートもノリノリで楽しそう。

 

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1位 GIANT KILLING / ツジトモ、網本将也(43巻〜連載中)

 

若くして現役から退いたサッカー監督・達海猛(たつみ たけし)。彼の信条は、弱者が強者を倒す大番狂わせ”GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)”。達海が監督に就任した弱小クラブ・ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の再生劇を描くサッカー漫画です。

 

そのスケールはサッカーの試合に収まらず、フロント陣を含めたクラブチーム、さらにはチームを応援するファンまで描かれます。”サッカーの楽しみ方”を教えてくれる作品。読後は必ずサッカー観戦に行きたくなるはず。

 

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おすすめ「歴史」漫画

13位 乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ / 大西港一(8巻〜連載中)

 

15世紀初頭、ボヘミア(現在のチェコ、ポーランド、オーストリア)で起きたフス戦争を題材にした歴史漫画です。焦点が当たるのは戦争に巻き込まれる一般人。戦へ駆り出される少年・少女兵、民族浄化、宗教対立などなど、戦争の負の面が容赦なく描かれます。

 

あまりメジャーではないフス戦争ですが、初めて重火器が投入され、中世ヨーロッパの暗黒時代を抜け出す契機となる歴史の大きな転換点でもあります。歴史好き、チェコ好きにはたまらない作品。

 

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12位 狼の口 ヴォルフスムント / 久慈光久(8巻完結)

 

中世ヨーロッパ、時の権力者ハプスブルグ家が治める難攻不落の関所”ヴォルフスムント(狼の口)”が舞台の歴史漫画です。

 

魅力はなんといっても関所の代官ヴォルフラム。あの手この手で関所を抜けようとする者たちをことごとく捕らえ、非道な方法で処刑していく姿はまさに”ダーク水戸黄門”。印籠がわりの邪悪な笑顔が輝いてます。胸糞悪い展開が続きますが6巻までガマンしてくださいね。

 

 

 

11位 雪花の虎 / 東村アキコ(4巻〜連載中)

 

毘沙門天の化身とされる戦国武将・上杉謙信。軍神と言われた謙信は、実は女性だった!越後の虎、女謙信の生き様を描く戦国歴史漫画です。

 

恋愛、ドキュメント、ギャグに飽きたらず、ついに歴史に手を出した超売れっ子漫画家・東村アキコさん。どのジャンルの漫画もおもしろく、この「雪花の虎」も”上杉謙信女説”という一見ぶっとんだ設定ですが、綿密な取材で得た歴史的検証によって説得力ある物語となっています。 

 

 

 

10位 青いホルスの瞳 -男装の女王の物語 / 犬童千絵(3巻〜連載中)

 

男性が王座につくことが当たり前だった古代エジプトに実在した女ファラオ・ハトシェプスト。”男装の女王”と呼ばれた彼女の強く気高い人生を紐解く歴史漫画です。

 

ストーリーだけでも十分面白いんですが、特筆すべきは古代エジプト文化の再現度です。特に宮殿に住む人々が身につける装飾品の書き込みは見事。まだまだ巻数は少ないですが、今後も面白くなっていくこと間違いなしの作品です。

 

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9位 特攻の島 / 佐藤秀峰(8巻〜連載中)

 

第二次世界大戦の最中、特殊兵器の志願をした海軍航空隊の青年たちを待ち受けていたのは、搭乗すれば生還可能性ゼロの人間魚雷”回天”。尋常ならざる兵器を扱う若き兵隊たちの葛藤を描く歴史漫画です。

 

七生報国が叫ばれる日本軍の中にあって、”お国のために死ぬ”ことに疑問を感じている主人公・渡辺裕三。極限の状況で優先するべきは国家なのか、あるいは個人なのか…。少し現代風にアレンジしてあるところも含め、戦争を知らない世代の人にも理解しやすい作品です。必読。

 

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8位 アド アストラ -スピキオとハンニバル- / カガミノミハチ(11巻〜連載中)

 

紀元前3世紀、ローマ史上最強の敵として今もなお語り継がれるカルタゴの将軍、ハンニバル・バルカ。そのハンニバルからローマを救った英雄、スキピオ・アフリカヌス同時代に生きたライバル2人の戦いを描く歴史漫画です。

 

史実を忠実になぞることで、天才・ハンニバルの恐ろしさとそれに追いつき追い越そうとするスキピオの努力を上手く表現しています。たまに入るシュールなギャグも好き。

 

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7位 アンゴルモア元寇合戦記 / たかぎ七彦(7巻〜連載中)

 

”神風”によってモンゴル軍を退けたとされる戦争・元寇。その初戦、対馬で起きた文永の役を題材にした歴史漫画です。荒削りながらも迫力満点の戦闘シーンと、罪人として流された元御家人の主人公・朽井迅三郎(くちい じんざぶろう)の清々しい人柄が魅力。

 

罪人を集めた兵団が送られていたり、源平合戦で崩御したとされる安徳天皇が流れ着いていたりなど、歴史の”if”も盛り込まれているのが特徴。史実ではモンゴル軍による大量虐殺のみが伝えられている文永の役ですが、この作品の結末はどうなるのでしょうか。

 

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6位 シュトヘル / 伊藤悠(14巻完結)

 

13世紀、西夏国に侵攻する最強のモンゴル帝国において”悪霊(シュトヘル)”と恐れられた女戦士と、敵国西夏の文字を守らんとするモンゴルの皇子・ユルール。戦いに満ちた2人の旅を描く歴史漫画です。

 

登場人物の相関関係、13世紀と現代を行ったり来たりするSF要素がちょっと複雑ですが、それをものともしない面白さを持つ作品です。見開きが多いド派手なアクションを楽しめますし、当たり前に存在している文字の役割・重要性を認識することができます。

”神箭手(メルゲン)”ハラバルのカッコよさは異常。

 

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5位 ヴィンランド・サガ / 幸村誠(19巻~)

 

11世紀の北ヨーロッパにおいて暴虐の限りを尽くした最強の民族・ヴァイキングが題材です。主人公は、伝説の戦士・トールズを父に持つ少年・トルフィン。はるかな大地”ヴィンランド”を求める彼の旅路を描く歴史漫画です。

 

戦争・復讐・奴隷生活と壮絶な人生の中で、”本当の戦士”とは何かを悟るトルフィンの姿に胸を打たれます。ヴァイキング、王族を巻き込み、国を超えて描かれる北欧版大河ドラマ。叙事詩の名にふさわしい壮大なスケールの作品です。

 

 

 

4位 ヒストリエ / 岩明均(10巻〜連載中)

 

「寄生獣」の岩明均がデビュー前から温めていたという大作。紀元前のギリシャ、アレクサンダー大王の書記官となるエウメネスの生涯を描く歴史漫画です。

 

大王の書記官、という一見地味な肩書きの主人公・エウメネスの波乱に満ちた人生に引き込まれます。奴隷に落とされてなお、知能と機転で世を渡っていく彼の姿に不思議な爽快感を覚えるはず。 アレキサンダー大王、アリストテレスといった有名どころ…なんだけど詳しくは知らない偉人達も絡む先の読めない物語、傑作になること間違いなしでしょう。

 

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3位 バガボンド / 井上雄彦(37巻〜連載中)

 

伝説の剣豪、宮本武蔵の生涯を描く伝記漫画。”本当の強さとはなにか”が根底のテーマです。若い頃は憎しみと怒りと功名心で剛剣を振るった武蔵が、柔らかさやゆるさを身につけさらなる強さを得ていきます。毛筆を使った独特な表現は芸術の域に達していると言えるでしょう。

 

もう1人の主人公である佐々木小次郎が聾啞(耳が聞こえない)というキャラ設定には驚かされました。おもむろに始まる農業のガチ度もすごいです。いつか描かれるであろう武蔵と小次郎の決戦が楽しみ。

 

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2位 アドルフに告ぐ / 手塚治虫(5巻完結)

 

第2次世界大戦の最中、独裁者”アドルフ”・ヒトラーの苦悩の人生と、戦争によって友情を引き裂かれた2人の”アドルフ”の交錯を描く歴史漫画。全5巻という少ない巻数の中に”人間とはなにか”と考えさせられるエピソードが詰め込まれています。今なお色褪せない不朽の名作です。

 

イデオロギーと戦争に翻弄された3人の”アドルフ”の結末は、読者の心に一抹の虚しさを残します。手塚治作品の中では少し知名度が低い印象ですが、戦争を扱った群像劇としては間違いなく最高傑作です。

 

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1位 キングダム / 原泰久(46巻〜連載中)

 

歴史上初めて中華統一を成し遂げた、秦国の戦争を描く歴史漫画です。主人公は下僕の身から大将軍を目指す少年剣士・信。幼馴染の死を乗り越え、天下の大将軍の背を追い、中華統一を目指す秦王・嬴政(えいせい)のために必死で戦う彼の姿に心動かされます。

 

残酷な描写も多いですが、戦争・戦闘シーンの迫力は1巻から最新刊まで一貫して高いレベルにあります。熱い展開、魅力的なキャラなど、見所は数えるとキリがないほど。傑作になること間違いなしです。

 

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おすすめ「芸術・文化」漫画

10位 白い街の夜たち / 市川ラク(3巻完結)

 

自分の居場所を見つけられない専門学生・文子(ふみこ)が出会ったのはエキゾチックな魅力満載のトルコ文化。世界三大料理の1つに数えられるトルコ料理、ミステリアスな世界最古の舞踏ベリーダンスなど、歴史はあるのにいまいち知名度が低いトルコの魅力を紹介する漫画です。

 

”ピーマンの肉詰めの起源はトルコ料理”といったウンチクが満載。少しですがイスラム文化の解説もあります。読めば必ずトルコへ行きたくなる作品です。

 

 

 

9位 坂道のアポロン / 小玉ユキ(9巻完結)

 

1960年代、地方の高校が舞台のジャズ漫画。横須賀からのナイーブ転校生・西見薫(にしみ かおる)と地元のバンカラ・川淵千太郎(かわぶち せんたろう)。ジャズを通して出会った2人の主人公の恋・友情を描く青春物語です。

 

学生闘争、ジャズ、ビートルズなどなど、当時の日本の雰囲気を上手く再現している印象。分類は少女漫画ですが、絵柄も含めて老若男女関係なく楽しめる作品です。

 

 

 

8位 ナナマルサンバツ / 杉基イクラ(13巻〜連載中)

 

毎年恒例の高校生クイズにでてくるような”クイズ研究部(=クイ研)”の活動を描く競技クイズ漫画。”押し込み”や”確定ポイント”、”ベタ問”などなど競技クイズに関するウンチクが盛りだくさんで、あまり知られていない世界を堪能することができます。

 

早押しが得意な人、テクニック重視の人、特定分野の知識が深い人…という感じでタイプが分かれているのも面白いです。単なる知識勝負ではない奥深さも魅力の1つ。高校生の真剣勝負、というのは題材が何であっても熱くて楽しめますね。

あと女の子も可愛いです。

 

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7位 バーナード嬢曰く / 施川ユウキ(3巻〜連載中)

 

本を読まずに読書家ぶりたい”にわか読書家”女子高生・町田さわ子。自称バーナード嬢。通称ド壌。読書通に見られるため、ムダな努力に心血を注ぎ続けるド壌。読書好きが一度は思う”読書あるある”を楽しめる読書ギャグ漫画です。

 

シャーロキアン(シャーロック・ホームズのファン)やSF小説ファンがサブキャラで登場するので、しっかりした読書評も載っています。視点は違えどみんな本が好き。読書のお堅いイメージを和らげ、親近感を持たせてくれる作品です。

 

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6位 木根さんの1人でキネマ / アサイ(3巻〜連載中)

 

1人で映画を見ることが生きがいのアラサー独身OL・木根さん。尋常でない映画への愛で人生をこじらせちゃった彼女の人生譚。

 

タイトルだけ見るとお堅い映画批評漫画かな?と思ってしまいますが、中身は完全に映画を下地にしたギャグ漫画です。誰でも理解できる映画あるある、勢いとキレのある笑い、ニッチな領域のマニアの悲哀…様々な要素で楽しませてくれるのですが、一番の見所は、尻です。尻。

 

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5位 BAKUMAN。 / 大場つぐみ、小畑健(20巻完結)

 

今も昔も変わらぬキングオブ少年漫画雑誌・週刊少年ジャンプ。ジャンプを作る集英社の裏側や連載作家たちの過酷な生活を描く異色の作品です。”漫画の漫画”という一見地味なテーマですが、圧倒的な画力で描かれる個性豊かなキャラ、ライバルたちとの熱い競争、悲喜こもごもの人間ドラマでまったく飽きさせません。

 

編集と作家、異なる立場の人間たちが協力し、人気漫画を作り上げるため仕事に心血を注ぐ姿勢にはものすごい熱量を感じました。分類は少年漫画ではありますが、社会人もまた違った角度で楽しめるはず。

 

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4位 乙嫁語り / 大西港一(9巻〜連載中)

 

19世紀ごろ、中央アジアに生きる遊牧民たちの文化・日常を描いた漫画です。

地元の風俗・慣習に基づいたエピソードや、超細かく書き込まれた風景・建物・食べ物や織物の柄などなど、リアルすぎてドキュメンタリー番組を見ている気分になります。

アミルさんは理想のお嫁さんだと思う。

 

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3位 ちはやふる / 末次由紀(34巻〜連載中)

 

ちはやふる 神代(かみよ)もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

競技かるたを題材とした少女漫画です。タイトルの「ちはやふる」は上記の短歌から由来していて、その意味は”勢いの強いさま”。「自分のことでないと夢にしてはいけない」と諭され、かるたに目覚める主人公・綾瀬千早(あやせ ちはや)の成長物語です。

 

たかがかるたと思うなかれ、試合シーンは圧巻の迫力。それに青春をかける高校生たちの人間ドラマにグイグイ引き込まれます。少女漫画とは思えないほど熱い作品です。

 

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2位 四月は君の嘘 / 新川直司(11巻完結)

 

母親の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年ピアニスト・有馬公生(ありま こうせい)。彼を中心とした、恋と友情と再起と成長を描くピアノ漫画です。

読んでいて現実に音が聞こえてくるような演奏シーンの表現はお見事。自分と正面から向き合い、主人公がトラウマを乗り越えるシーンは号泣必至です。

 

キャラもみんな個性的で輝いています。破天荒だけど健気で儚いヒロイン2人、アホだけど芯が通ってて頼れる親友。それぞれの見せ方がとても上手い。ポエムな表現が多いので人を選ぶ漫画かもしれませんが、それを差し引いても魅力を放つ作品です。

 

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1位 三月のライオン / 羽海野チカ(12巻〜連載中)

 

15歳でプロになった天才棋士・桐山零(きりやま れい)。彼の成長を描く将棋漫画です。主人公と居候先の3姉妹を中心とした人間ドラマにも重きを置かれているのが特徴。

 

普通とは違う人生を送る、主人公の繊細な心理描写が秀逸です。幼い頃からの血のにじむ努力とそれゆえの孤独、プロ棋士としてしのぎを削る熱い想い、世の中の理不尽に対する怒りと葛藤…。そこに共感できるかが評価の分かれ道かもしれません。

 

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おすすめ「仕事・社会」漫画

14位 麻酔科医ハナ / なかお白亜(6巻〜連載中)

 

患者を救うためにあえて死に近づける、医師としてはマイナーな”麻酔科医”の過酷な日常を、シリアスかつコミカルに描く医療漫画です。

激務・安月給・セクハラ・パワハラ…。昨今の医師不足で最も深刻な問題、麻酔科医不足の背景が理解できます。”年収3500万円でもやりたくない仕事”というのも頷ける。

あまりスポットが当たらない仕事を、世間に認知させるパワーを秘めた作品です。要所要所のセクシーシーンも見所の1つ。

 

 

 

13位 インベスターZ / 三田紀房(18巻〜連載中)

 

創立130年の超進学校・道塾学園の秘密、それは資産3000億円を運用する”投資部”。投資部に入った新入生・財前孝史(ざいぜん たかし)が株式投資・FXなどを学び、入れ込んでいく姿を描く投資(インベスト)漫画です。

 

お金の成り立ちや株式会社の仕組みなど、マネーを学べるユニークな題材ですが、漫画としての面白さを出すためか射幸心を煽る表現が多いのが気になるところ。この漫画で描かれているのは、あくまで投資の一面ということを強調しておきます。

 

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12位 重版出来 / 松田奈緒子(9巻〜連載中)

 

タイトルの読みは「じゅうはんしゅったい」。出版業界用語です。表紙からは分かりにくいですが、漫画を売ることに関わる人たちの仕事を描く漫画。

 

作家が魂込めて書いたものを編集・デザインし、広報・営業・書店員が協力して漫画が売れ、重版がかかったときの達成感! 分業化によって仕事にいまいちやりがいを感じられない現代日本。1人1人の仕事が大きな成果を生んでいる、ということに勇気付けられる作品です。社会人なら必ず楽しめるはず。

 

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11位 透明のゆりかご / 沖田×華(5巻〜連載中)

 

作者・沖田×華(おきた ばっか)さんが産科医院でのバイト時代に経験した出産の現実を綴るコミックエッセイ。命だったカケラを集める”中絶胎児の処置”という衝撃のオープニングから始まる、一話完結型の漫画です。

 

捨て子、死産、望まれない胎児…。表にはあまり出ない、出産に関するウラの面を淡々と描いています。画力が高いとはいえませんが、作品に込められた現実は老若男女すべての人が知るべきだと思います。

 

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10位 百姓貴族 / 荒川弘(4巻〜連載中)

 

売れっ子漫画家・荒川弘の実家を題材にした、自伝的北海道農業エッセイ。豪放磊落な農家ギャグの裏に見え隠れするのは、農業の厳しさと消費者のわがままさ。農家の常識は社会の非常識、という父親のタフすぎるエピソードが好きです。

 

「鋼の錬金術師」の骨子となったと思われる、命を扱う仕事ならではの達観した死生観についても多くが語られています。消費者からすると当たり前と思われがちな”食”。生産者の視点から描かれる、面白さと重さが同居した作品です。

 

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9位 決してマネしないでください / 蛇蔵(3巻完結)

 

大学を舞台に、秀才理系オタクたちのマジメでおバカな実験の数々と、それにまつわる偉人・奇人・変人たちのエピソードを紹介する漫画です。

 

安い食材を高級にするには?ねじ山がつぶれたねじを回すには?身近なもので指紋を採取するには?といった実生活でも役に立つ雑学が盛りだくさん。各エピソード間のミニコラムや、巻末の実験解説も充実しており、理系雑学に対する愛を感じる作品です。

 

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8位 モリのアサガオ / 郷田マモヲ(7巻完結)

 

一般にはほとんど知られない、死刑囚の収監施設が舞台の社会派漫画です。新人看守が様々な死刑囚とその家族、被害者遺族と関わることで、迷いながらも少しずつ”死刑制度”に向き合っていきます。

 

未だに議論が続き、明確な解決の見えない死刑制度。その底の深さを垣間見ることができます。独特な絵柄ですが、登場人物の表情や感情の表現が秀逸で、テーマとよくマッチしています。考えさせられる、という意味では最高峰の漫画ではないでしょうか?

 

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裁判員に選ばれた一般人が”人を裁く”ことに対する葛藤を描いたサマヨイザクラもオススメです。

 

 

7位 ブラックジャックによろしく / 佐藤秀峰(13巻完結)

 

”医者って一体、なんなんだ?” 超安月給(3万8千円)なため、無理に他院の当直バイトをする研修医たち、人事権をトップのみが握る医局の歪んだ権力構造、新薬審査が遅すぎる日本の政治構造…。理想からかけ離れた日本の医療に鋭いメスを入れる医療ドラマ漫画です。

 

良くも悪くも主人公のバカ正直さ、青臭さが印象的。鬼気迫る反骨心は見る者を圧倒します。 連載終了から約10年経った今、研修医の収入は高水準になりましたし、作中未承認だった抗がん剤も承認されています。腐り始めた医療業界に一石を投じ、状況を変えた(かもしれない)傑作。超オススメです。

 

 

続編「新ブラックジャックによろしく」が9巻完結済み。人工透析や臓器移植にかなり踏み込んだ内容となっています。

 

 

6位 服を着るならこんなふうに / 縞野やえ、MB(4巻〜連載中)

 

異色のメンズファッション指南漫画です。主人公はファッションには一切興味なしの27歳サラリーマン・佐藤裕介。オシャレになっていく友人に焦る彼に妹・環(たまき)がアドバイスをする、というストーリー。

 

曖昧なルールや精神論に傾倒しがちな他のファッション指南書とは違い、実際に売っている商品を取り上げているので分かりやすいです。人気ファッションブロガー・MB氏が監修しているのでロジックはお墨付き。「やっぱファッション興味無いわ。」ってなっても妹・環ちゃんが可愛いので損はしませんよ!

 

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さらに深くメンズファッションを学びたい方はこちらの本をどうぞ。漫画では紹介されていないアイテム、理論が盛りだくさんです。

 

 

5位 ドラゴン桜 / 三田紀房(21巻完結)

 

偏差値40未満の落ちこぼれ高校生が1年間で東大合格をめざす、という大学受験ハウトゥー漫画です。 1日の学習スケジュール作成方法、数学は朝、暗記科目は夜勉強するといい…などなど、脳科学に基づいた効率的な学習方法が目白押し。それだけでなく、”社会のルールは頭のいい奴が作ったもの。いい思いしたかったら東大に入れ!”といった、社会の本質を鋭く突くエピソードも満載です。

 

僕自身も高3で読んだのですが、受験はもちろん、社会のシステムを理解するのに大いに役立ちました。単なる”お受験テク漫画”ではない、大人も気づきが得られる作品です。

 

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4位 女騎士、経理になる。 / 三ツ矢彰、Rootport(4巻〜連載中)

 

女騎士「くっ…殺せ‼」︎ オーク「ガハハ、そうはいくか‼」一部の男性が無性にソワソワするやりとりの続きは、経理のお姉さんへの勧誘だった⁉︎

 

腕っ節と義理人情の暑さだけが取り柄の女騎士が、簿記の知識を学ぶファンタジー会計漫画です。 会計学は魔族にしか発達していない、という設定がユニーク。ややこしい会計制度に悩まされる男勇者編も笑えて勉強になります。会計に興味を持つための入門本としては、これ以上ない面白さを兼ね備えた漫画です。

 

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3位 ハルロック / 西餅(4巻完結)

 

秋葉原のジャンクショップがいきつけの電子工作オタク女子大生・向坂晴(さきさかは ある)。ユニークなアイデアを形にすることができるが人と関わることが苦手な彼女が、周りの人に助けられ、協力しながら自分が作った製品を世の中に売り出していく、というストーリー。マイナーな趣味に情熱を注いでいる人にぜひ読んでもらいたい漫画です。

 

世界のぼっちを検出する”ぼっち・ザ・LED”やペットの状態を知らせてくれる”neko-tter”など、おもしろアイデアがたくさん。基盤や回路などのディープな解説も網羅されています。前半は電子工作、後半は営業、販売から起業までいろいろ学べるお得な作品です。

 

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2位 銀の匙 / 荒川弘(13巻〜連載中)

 

受験競争から逃げ、大自然に囲まれた北海道の農業高校に入学した主人公・八軒勇吾。農業高校をバカにし農業に偏見を持つ彼が、その本質を学び仲間とともに成長していく青春農業学園漫画です。

 

廃棄されたピザ釜を修復してみんなで手作りピザ作ったり、乗馬部に入ったり、ばんえい競馬を学園祭でやってみたり…眩しいくらいの青春を送る八軒。かと思えば食肉加工される子豚に愛着が湧いてしまったり、農家廃業によってクラスメイトが退学したりと農業の現実を見せつけられます。 様々な経験を通して、農業と正面から向き合うようになる八軒の将来に目が離せません。

 

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ノイタミナでアニメ化され、中島健人・広瀬アリス出演で実写映画化されました。

 

 

 

1位 コウノドリ / 錫ノ木ユウ(18巻〜連載中)

 

産婦人科医でもあり謎のジャズピアニストでもある鴻鳥(こうのとり)サクラ。彼が働く聖ペルソナ総合医療センターにかかる妊婦とその家族を中心として、”出産”の現実を描く医療漫画です。

 

医療漫画にありがちな、ゴッドハンドを持つ名医や病院内の権力争い、悪習に立ち向かう熱血ドクターといったドラマ的な要素はまったく無く、出産に関する事例を淡々と紹介しています。そのエピソードも”妊婦がタバコを吸うとなぜいけないか”、”妊婦である妻に夫ができること”といったライトなものから”切迫流産”、”人工妊娠中絶”といったヘビーなものまで盛りだくさん。

出産未経験者はもちろん、”出産は簡単”と思っている経験者、男性にも読んでもらいたい作品です。

 

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おすすめ「ホラー・サスペンス」漫画

11位 プラチナエンド / 大場つぐみ、小畑健(6巻〜連載中)

 

家族を失い、虐待を行う親戚の元で辛い生活を送る主人公・架橋未来(かけはし みらい)。命を諦めた彼の前に現れたのは、1羽の天使・ナッセ。天使の矢と翼を与えられ、神決定戦に選ばれた未来の行く末は…⁉︎というストーリー。

 

突飛だけど分かりやすい絶妙な設定と、それをフルに駆使した先の読めない展開が魅力です。少年誌から青年誌に移り、表現の幅が広がった今作。漫画界のゴールデンコンビは、「DEATH NOTE(デスノート)」「BAKUMAN.(バクマン。)」とは別の面白さを見せてくれることでしょう。

 

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11位 ハピネス / 押見修造(5巻〜連載中)

 

「このまま死ぬ?それとも、同じになる?」ある日の夜、謎の少女に襲われた冴えない高校生・岡崎誠(おかざき まこと)。彼に残されたのは、首筋に残された傷と、止まない渇き。「惡の華」押見修造が描く、鮮血のダークヒーロー漫画です。

 

人外のものに襲われ、同じ存在になってしまった主人公の葛藤を描く、というありがちな展開ですが、生々しい人間描写や感情・心理表現の巧みさは流石「惡の花」の押見修造。ゴッホの絵画を思わせる夜の描写は、ある種の芸術性すら感じさせます。 巻数が少ないのでまだ評価は定まっていませんが、これからどんどん面白くなっていきそうな作品です。

 

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10位 累 / 松浦だるま(10巻〜連載中)

 

伝説の女優である母とは似ても似つかない醜い容姿が原因で、周囲から酷い仕打ちを受ける少女・淵累(ふち かさね)。口づけした者と顔を入れ替える力を持つ母の形見の口紅は、虐げられてきた累の人生を変えていく、異色のサスペンス漫画です。

 

あらすじだけでも人を惹きつける稀有な作品。絵柄もキレイで、新人作家によるデビュー作とは思えないクオリティです。”美醜”に対する人間の業の生々しさの表現は圧倒的。

 

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9位 嘘喰い / 迫稔雄(46巻〜連載中)

 

裏社会のあらゆる賭博を牛耳る組織・賭郎(かけろう)。そのトップ・お屋形様を狙う伝説のギャンブラー・斑目貘、通称”嘘喰い”の勝負を描くギャンブル漫画です。

様々なゲームが登場するのですが、一気に読まないと理解が難しいくらい作り込まれた設定と、どっちが勝つかまったく読めない駆け引きに引き込まれます。

 

”対等の暴力を持っていて初めて知略勝負が成り立つ”という前提があり、格闘が繰り広げられる暴力パートが特徴。ギャンブルパートで頭を使った後は迫力バツグンのバトルでスッキリできます。

 

 

 

8位 予告犯 / 筒井哲也(3巻完結)

 

ネットを駆使する知能犯VSサイバー対策課の警察という構図のサスペンス漫画です。2011年の連載時に、ネット社会の問題点を風刺していた先見性は見事としか言えません。さらに犯罪者も単なる悪で終わらせない奥の深さが魅力で、全3巻という短さとは思えない内容の濃さがあります。

 

同作者の「マンホール」「有害都市」も、社会派マンガが好きな人にはおすすめです。巻数も少なめ。

 

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生田斗真と戸田恵梨香で実写映画化されました。

 

 

 

7位 ミュージアム / 巴亮介(3巻完結)

 

次々に起こる猟奇殺人。その裏に見え隠れする謎の蛙男…。3巻完結のサスペンスホラー漫画です。

 

殺人シーンのエグさと怖さ、ラストのスリル感に引グイグイき込まれます。短編のサスペンス漫画としては最も完成された作品ではないでしょうか。コマの”間”や人物の表情などの表現が実に巧みで、全3巻というストーリーの短さと相まって導入からラストまでイッキに読めます。

全体的に名作サイコホラー映画「セブン」と似た雰囲気。好きな方は必ず楽しめるはず。

 

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6位 ミスミソウ / 押切蓮介(3巻完結)

 

雪の降る田舎町の中学校に転校してきた野崎春花(のざき はるか)。”よそ者”というささいな理由で始まったイジメはだんだんとエスカレートしていき、ついには家族が巻き込まれてしまいます。家族を失った春花の壮絶な復讐を描く、サイコホラー漫画です。

 

”人間の闇”をとことんクローズアップした問題作。猟奇的な描写が目立ちますが、過激さや話題性だけを狙ったわけではなく、しっかりとした意図をもって描かれています。普通の人でも、愛されたい欲求のちょっとした歪みや集団心理によってここまで狂ってしまうのか…。

漫画は何度も読み返す派の僕ですが、この作品は生涯1度しか読まないでしょう。それほどのインパクトを心に残す怪作です。

 

 

 

5位 闇金ウシジマくん / 真鍋晶平(39巻〜連載中)

 

違法な金利で債務者を食い物にする”闇金融”を題材にした異色の漫画です。闇金会社の若き営業者・丑嶋(うしじま)を中心に、パチンコ中毒、裏風俗、ヤクザなど、あらゆる闇社会の現実が容赦ないストーリーで描かれます。実在する闇金業者が丑嶋のモデルであったり、現実に起きた事件をなぞったエピソードがあったりと、妙なリアリティがあるのが特徴。人間って怖い。

 

各エピソードほとんどが報われない結末なのでご注意を。闇金に手を出したら終わり、ということがよく分かる作品です。

 

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4位 人間失格 / 古屋兎丸、太宰治(3巻完結)

 

太宰治の代表作「人間失格」を、エログロナンセンス作家・古屋兎丸がコミカライズ。小説のコミカライズとしてはこれ以上ないクオリティを持つ作品です。特に中盤からの主人公の”破滅感”の描写は絶妙。その圧倒的な表現力は、もはやこっちがオリジナルなんじゃないか、と思わせる領域に達しています。

 

導入は現代風にアレンジされていて、結末も原作とは若干異なっています。原作ファンも未読の人も楽しめる怪作。

 

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3位 僕だけがいない街 / 三部けい(9巻完結)

 

 

近未来の悲劇を予知し、その悲劇の原因を取り除くまでタイムスリップを繰り返してしまう能力”再上映(リバイバル)”に悩まされる、売れない漫画家・藤沼悟。現代で起きる事件と20年前の殺人事件を交互に追体験し解決していく、というストーリーのサスペンス漫画です。

 

主人公の能力が超人的なものではなく、あくまで受動的というのが上手い。能力を持つ主人公にも原因がわからないので、読者も一緒に謎に挑んでいるような体験ができます。単行本1冊の構成も計算されていて、必ず続きが気になる終わり方をしているのもスゴい。

「このマンガがスゴイ!」や「2015年マンガ大賞」など、数々の賞に名前が挙がったのも頷ける傑作です。

 

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2位 魍魎の匣 / 志水アキ、京極夏彦(4巻完結)

 

京極夏彦の「京極堂シリーズ」第2作にしてシリーズ一番の人気作「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」のコミカライズ版です。

 

ウンチク満載、様々な人物とその思惑が錯綜する大長編を、よくぞここまで分かりやすく漫画化したな、とい作品。特に人物描写が素晴らしく、古書店主人にして憑き物落とし・京極堂をはじめ、超能力探偵・榎木津礼次郎、気弱な小説家・関口巽、厳格な刑事・木場修太郎など、個性豊かな登場人物たちはイメージ通り。脇役も際立って描かれています。

 

ホラー、オカルトを絡めたサスペンスの妖しさも完璧に再現。原作ファンはもちろん、原作に挫折した人、原作未読の人も必ず引き込まれるはず。

 

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他の「京極堂シリーズ」もコミカライズされています。完結済みのものは以下の2作品。

  1. 20ヶ月間子供を身ごもっている、という怪異を描くシリーズ第1作かつ京極夏彦のデビュー作「姑獲鳥の夏
  2. 死体が生き返りやってくる、という相談に端を発した連続殺人事件を追う、シリーズ第3作「狂骨の夢

 

厳格な聖ベルナール女学院を舞台に、その七不思議に絡んだ事件を題材としたシリーズ第5作「絡新婦の理」が連載中。今後も目が離せません。 

 

 

1位 アイアムアヒーロー / 花澤健吾(22巻完結)

 

謎の感染病によって、ゾンビのような化け物・通称”ZQN(ゾキュン)”がひしめく世界。崩壊していく日常の中、35歳のダメ男・鈴木英雄(すずき ひでお)のサバイバルを描くパニックホラー漫画です。

 

第1巻は冴えない漫画アシスタントである主人公の残念な日常を延々見せられるのですが、ラスト10ページから急展開。一気に世界が変貌します。第1巻をまるまる全て導入に費した壮大なプロットにめちゃくちゃ引き込まれました。

その後もジェットコースターのような息をつかせぬ展開でグイグイ読ませてくれます。”人間の恐ろしさ”も容赦なく描かれており、パニック作品としてのクオリティは唯一といっていいでしょう。

 

 

 

おすすめ「殿堂入り」漫画ランキング

23位 ブリーチ / 久保帯人(74巻完結)

 

不良高校生が死神になり、人を襲う”虚(ホロウ)”と戦うオサレ漫画。先日ついに完結してしまいました。

ポエムとか13kmとか済まぬとか心かとかちょっとネタになりすぎているけど、フツーに面白い漫画だと思ってます。センスが斜め上なだけで。

初期のギャグの勢いとか好きだったなぁ。…やっぱ尸魂界(ソウルソサエティ)編までは良かったなぁ。

 

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22位 いちご100% / 河下水希(19巻完結)

 

なんの変哲もない男子高校生がなぜかモテまくる学園ラブコメ漫画。毎週人目を気にしてジャンプ読んでました。ちょいエロはもちろん、揺れ動く主人公の心理描写が上手く、ラストはしっかり答えを出したことが印象的です。

作者が女性だと知ってビックリ。ぜひカラー版で読みましょう!

 

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21位 北斗の拳 / 原哲夫、武論尊(27巻完結)

 

20XX年、核の炎に包まれ荒廃した世界を舞台に、一子相伝の殺人拳「北斗神拳」をめぐる戦いを描く、世紀末アクションバトル漫画。

腐敗し、暴力のみが蔓延した世界に一貫したテーマは「愛」と「哀しみ」。今なお色褪せない名作です。僕はレイvsユダが好きでした。

「きさまの血で化粧がしたい!」「ユダ・・・お前もまた孤独」

 

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20位 ブッダ / 手塚治虫(14巻完結)

 

2500年前のインド。仏教の開祖ゴータマ・シッダルタの生涯を描いた伝記漫画です。なぜ人は死ぬのか、同じ人間なのになぜ身分の違いがあるのか、という疑問を抱え、悟りを開いてなお悩み苦しむ”人間”ブッダ。彼の姿を通して、”人間の本当の美しさ”を悟ることができます。

 

ブッダだけでなく、不可触賎民・バリアとして生きるタッタと義兄弟チャプラ、上昇志向ゆえにブッダを憎むようになってしまう弟子・ダイバダッタ、人を助けるために動物の命を奪い畜生道に落とされてしまったナラダッタなど、多くの架空の人物が物語を彩る偶像劇でもあります。生きとし生けるすべての人に読んで欲しい傑作。

 

 

 

19位 I''s (アイズ)/ 桂正和(9巻完結)

 

高校生の恋愛漫画。女の子がかわいくて、ちょっとエロいのはもちろん、恋愛ドラマとして純粋にいい話です。

思春期のころに下心オンリーで読んでた人は、ちょっと大人になってからまた読み返してみてください。違った気持ちで読むことができますよ。

 

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18位 賭博黙示録 カイジ / 福本伸行(13巻完結)

 

多額の借金を背負わされたダメ男・伊藤カイジ。借金一括返済のため、巨大悪徳企業・帝愛グループによる命を賭けたギャンブルに巻き込まれる賭博マンガです。

 

勝負に勝った・負けたの単純なギャンブル漫画では決してありません。この作品に描かれているのは”人間”そのものです。欲にまみれた人間の生々しい心理描写や、生死をかけた勝負を前にどう対応するか、など世の中の絶対的な法則・真理を覗くことができます。

特徴的な絵柄は人を選びますが、作品のテーマに不思議とマッチしており、すんなり読み進めることができます。

 

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強制労働施設に収容され、イカサマチンチロリンや巨大パチンコを攻略する「破戒録」、変則麻雀・17歩での戦いを描く「堕天録」、帝愛会長の息子・和也と友情確認ゲーム・救出で勝負する「和也編」を経て、今なお「ワン・ポーカー編」が連載中です。

  

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17位 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 / 稲田浩司(37巻完結)

 

国民的RPG・ドラゴンクエストの世界観をベースに、オリジナルストーリーで描く冒険漫画。本家ドラクエで使われている”ギガブレイク”や”メドローア”はこの漫画から逆輸入されてます。

 

へたれだった魔導師ポップの成長、大魔王バーン様の名言「…今のはメラゾーマでは無い…メラだ…」などなど、印象的なシーンが多いです。

小学校のとき、傘でアバンストラッシュを打ってた人は僕と同年代のはず。

 

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16位 遊☆戯☆王 / 高橋和希(38巻完結)

 

現在も世界中で大人気のカードゲーム「デュエルモンスターズ」を生んだゲームバトル漫画です。

 

デュエルモンスターズだけじゃなく、カプセル・モンスター・チェス、龍札(ドラゴン・カード)、D・D・D(ドラゴン・ダイス&ダンジョンズ)など、作中に登場するゲームはどれも面白そう。小学生のころはマネしてオリジナルゲーム作ってました。

初期闇遊戯(主人公・武藤遊戯の別人格)の”あなたホントにファラオですか?”っていう狂い方ほんと好き。

 

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15位 ヒカルの碁 / ほったゆみ、小畑健(23巻完結)

 

少年・ヒカルが蔵で見つけた古い碁盤。その碁盤に宿るは、平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)。佐為の囲碁に対する情熱は、ちゃらんぽらんなヒカルを少しずつ目覚めさせていきます。

 

天才少年棋士・塔矢アキラとのライバル関係を軸に、部活、院生、プロと場を移しながら描かれるヒカルの成長に引き込まれます。マイナーな印象の強い囲碁が題材の漫画ですが、その面白さは連載当時ちょっとした囲碁ブームを起こすほど。囲碁を全く知らなくても楽しめる漫画です。

 

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14位 るろうに剣心 / 和月伸宏(28巻完結)

 

歴史の裏側で人知れず戦い続けた剣客、緋村剣心。幕末に”人斬り抜刀歳”と呼ばれ、明治維新後に”不殺(ころさず)”を誓った剣心の戦いを描く、歴史時代劇漫画です。

 

剣心の”戦うカウンセラー”っぷりが素敵。登場キャラが使う技の数々も王道のカッコよさがあります。飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の語呂の良さは異常。

「悪・即・斬」のダークヒーロー・元新撰組の斉藤一が好き。

 

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佐藤健、武井咲、江口洋介、福山雅治、藤原竜也の豪華俳優陣で実写映画化されました。

 

 

 

13位 うしおととら / 藤田和日郎(33巻完結)

 

少年「うしお」と妖怪「とら」。共に大妖怪「白面(はくめん)の者」を追う物語を描いた冒険バトル漫画です。

 

絵は少し荒いのですが、作中の様々な人物・妖怪とのエピソードが「白面の者」とのラストバトルへつながっていく感じ、めちゃくちゃ燃えます。

約25年前のマンガにもかかわらず、最近アニメ化されて話題になった不朽の名作。

 

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12位 シャーマンキング / 武井宏之(27巻完結)

 

 シャーマンキングを決める500年に一度の大会”シャーマンファイト”の戦いを描くバトル漫画。とにかくユルい主人公・朝倉葉の人柄と、霊を憑依させて戦う”オーバーソウル”のかっこいいデザインが見所です。

 

単行本は”みかん”(未完)で終わってしまうので、今買うなら「新完結編」が描かれている完全版をどうぞ。

 

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シャーマンファイトから14年後。葉とアンナの息子・花が主人公の続編「FLOWERS」が連載中。ハオの直系子孫を名乗る”裏朝倉家”との戦いが描かれます。

 

 

主要キャラクターの過去エピソードが描かれる前日譚「0」も出ています。ちょっとダークなストーリーが多いですが、魅力的な登場人物たちの背景を知ることができます。原作ファンはぜひ。

 

 

 

11位 封神演義 / 藤崎竜(23巻完結)

 

同名の中国古典小説を、SF、ファンタジー、ギャグ、バトルという要素を取り入れ大胆アレンジ。3000年前の古代中国を舞台に悪の仙道を封じ込める”封神計画”を描くファンタジー歴史漫画です。基本はぐうたら、知略と嘘で敵を翻弄する主人公・太公望のキャラが新鮮でした。

 

登場キャラが使う武器・宝貝(パオペエ)それぞれデザインと能力、中ボス・聞仲(ぶんちゅう)のカッコよさが印象に残っています。1巻から貼られた壮大な伏線をしっかり回収し、すっきりと終わった名作です。

 

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10位 ブラック・ジャック /手塚治虫(22巻完結)

 

無免許の天才外科医ブラック・ジャックと様々な境遇の患者との話を描く、医療漫画の元祖で”漫画の神様”手塚治虫の代表作。

 

”すべての生き物の命と医療”というテーマを根底に、戦争や差別、自然保護に至るまで数々の社会問題を扱っています。神の手を持ちながら人の生死に介入することに悩み続けるブラック・ジャック。命と真正面から向き合う、ヒューマンドラマの傑作です。

 

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9位 風の谷のナウシカ / 宮崎勤(7巻完結)

 

ジブリの名作「風の谷のナウシカ」の漫画版。映画は2巻までなので、その続きを知ることができます。映画ではあまり語られなかった、クシャナ殿下やクロトワ、ユパさまが掘り下げられているのも嬉しいところ。

 

トルメキア王国の王位継承争いや、漫画版で初出の国「土鬼(ドルク)」の政教一致の恐怖政治など、よりシリアスなストーリーになっています。さらに腐ってない巨神兵がナウシカと共闘するという胸熱展開。

天才、宮崎駿が完結まで10数年かけた「風の谷のナウシカ」。文学的な領域にまで昇華された物語の結末は、ぜひご自身の目で確認してください。

 

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8位 ワンピース / 尾田栄一郎(83巻〜連載中)

 

能力を得る代わりにカナヅチになる悪魔の実を食べた少年、モンキー・D・ルフィ。仲間とともにひとつなぎの大秘法(ワンピース)を求めて旅をする、平成の国民的冒険マンガです。ギネスにも載って、今やワンピースの文字を見ない日は無いですね。

 

80巻を超えた今でも十分面白いんだけど、ドラム王国編(チョッパーが仲間になるとこ)あたりが絵柄も話も一番好きでした。あとエニエスロビー編のラストは格別。メリー号…。

今はなんかアホの子になっちゃってますが、初期のルフィのキレ顔、迫力あってカッコ良かったなぁ。

 

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7位 幽☆遊☆白書 / 冨樫義博(19巻完結)

 

霊界探偵にスカウトされた筋金入りの不良、浦飯幽助が霊丸(れいがん)を武器に妖怪達と戦うバトル漫画。

 

トーナメントバトルの最高峰”暗黒武術会編”、頭脳的な能力バトルから超絶インフレバトルの流れがたまらない”界境トンネル編”、めちゃめちゃ期待を持たせて唐突に終わった”魔界編”、哀愁漂うエピローグ、全編が異なる面白さを持っています。最初の霊界探偵編も好きだ。

邪王炎殺黒龍波は数ある必殺技のなかで最高のネーミングだと思います。

 

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6位 火の鳥 / 手塚治虫(16巻完結)

 

その血を飲むと不老不死になれるという火の鳥をめぐる大長編。古代からはるか未来まで、地球・宇宙を舞台に生命の本質・人間の業を描く、”マンガの神様”手塚治虫がライフワークと位置付けた作品です。

 

各エピソードは、めっちゃ過去→めっちゃ未来→ちょっと過去→ちょっと未来、と現代に近付いていき、「手塚治虫自身の死亡時刻」をラストにする構想だったそう。文字通り、漫画に人生を捧げようとした神様の凄さがうかがえるエピソードです。

 

 

 

5位 ハンターハンター / 冨樫義博(33巻〜連載中)

 

未知に魅せられた者”ハンター”達が活躍する世界。偉大なハンターである父親を追う少年ゴンの冒険を描く、冒険バトル漫画です。

特殊能力”念”の設定、章ごとにガラリと雰囲気が変わるシナリオ、息をつかせぬ展開と、面白いところをあげればキリがありません。

 

闇社会を描くヨークシン編と、リアルオンラインゲームのようなグリードアイランド編がめっちゃ好き。休載、再開されるたびに話題になり、ジャンプの売り上げが上昇するスゴい漫画です。

 

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4位 寄生獣 / 岩明均(10巻完結)

 

右手に宿った謎の寄生生物”ミギー”と共生することになった平凡な高校生泉新一。彼の数奇な運命を描くSFヒューマンドラマ。人間とはまったく異なる合理的な価値観をもつミギーが、ちょっとかわいくてかなり怖いです。

 

最近ありがちなパニックホラーマンガではなく、未知の生物が「人間」を客観的に捉えることで「人間とは何か?」と考えさせてくれます。名作中の名作。 

 

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3位 鋼の錬金術師 / 荒川弘(27巻完結)

 

魔法に似た”錬金術”が発達した世界。死んだ母親を生き返らせたい純粋な思いから、最大の禁忌である”人体練成”の代償で手足を失った兄エドワードと肉体を失った弟アルフォンス。エルリック兄弟の旅を描くダークファンタジー漫画です。

 

ド派手なバトルだけではなく、細かな心理描写、緻密に作り上げた壮大な展開など、すべてがハイレベル。”等価交換”を根底とした様々なエピソードを通して、”命とはなにか”を考えることもできます。まさに傑作。

主人公のエルリック兄弟と父親との家族愛、めっちゃ泣けます。

 

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2位 SLAM DUNK(スラムダンク) / 井上雄彦(31巻完結)

 

赤髪の不良高校生・桜木花道(さくらぎ はなみち)。女子のためにバスケを始めた桜木が、徐々にバスケットマンになっていく過程を描くキングオブスポーツ漫画。読む人の人生に必ず影響を与える、いつまで経っても色褪せない名作です。

 

ラストの山王戦も文句なしにいいけど、僕は陵南戦(2回目)が一番好きでした。魚住と田岡監督の絆や、メガネ君のスリーポイント、セリフがなくなるラストプレイ。最高に熱いです。

 

 

 

1位 ドラゴンボール / 鳥山明(42巻完結)

 

やっぱり1位はこれ。集めれば1つだけなんでも願いを叶えてくれる7つのドラゴンボールをめぐる、昭和の国民的冒険バトル漫画。みんなでカメハメ波の練習してましたね。僕はひたすらギャリック砲撃ってました。

連載終了から20年経った今でも劇場アニメが公開されたり新作アニメが放送されてたり新作ゲームが出たリする超すごい作品。

 

大人になった今読むとベジータの良さが分かります。ラスト、ついに悟空を認めるシーンがほんと泣ける。

 

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おわりに

各ジャンルのオススメ漫画をランキング形式で紹介させていただきました。

読んでいただき本当にありがとうございます。気になる作品は見つかりましたか?

 

最後に、各ジャンルランキングへのリンクを貼っておきます。 気になったジャンルの漫画があればもう一度見てみてください。 

 

 

自分では手広くいろいろな漫画を読んでいるつもりでしたが、記事を書いていてジャンルに偏りがあるなぁ、ということに気づきました。特にスポーツ漫画はあまり読んでおらず、ヤンキー漫画はまったく手を出してないですね。今後はそのあたりのジャンルにも挑戦してみようと思います。

 

新しい面白漫画に出会ったら、随時更新していくつもりです。よろしければまたご覧ください。