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「新しい文章力の教室」の感想。完読される文章を書くにはどうすればいいか?がわかる本

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このブログをはじめてもうすぐ1ヶ月経ちます。

今まで世に向けて文章を綴った経験はなく、記事を書きはじめても自分が納得する形で書き終えることは稀。

不自然な構成ではないか?この記事は最後まで読んでもらえるだろうか?おもしろいと思ってくれるのか?人に読まれるような文章を書くのはなんと難しいことでしょうか。

そんなとき、トップはてなブロガーけいろーさんのブログ「ぐるりみち。」のこの記事に紹介されていた1冊の本が目にとまりました。

yamayoshi.hatenablog.com

紹介文を引用します。

冒頭で「良い文章とは完読される文章である」と断言することで、それを共通の目標にさまざまな文章に応用できる「書き方」を提案している。Kindle最大50%ポイント還元セールより、おすすめ&気になる本を48冊+α - ぐるりみち。より)

「良い文章とは完読される文章である」ですって!? これは!読むしかない!

 

〜読後〜

 

これは!読んでホントによかった!

ということで、参考になったところと感想を書きます。

文章における3層構造を意識しよう!

文章力を上げるには、とにかく語彙力を上げるしかないと思っていました。いかに伝わりやすい単語をあてはめられるか、想像しやすい比喩を使えるかが文章力であると。

この考えはいきなり否定されました。文章は目に見えている部分だけではないのです。

森の地面が落ち葉、腐葉土、黒土と層になっているように、文章も概念のレイヤーが積み重なってできている、ということです。新しい文章力の教室 18ページより引用)

文章のレイヤーは3つに分かれます。表面に見える「言葉づかい」その下にある伝えたいこと、それをどう伝えるかの「ロジック(論理)」そして世界の事柄ひとつひとつの「事実」

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新しい文章力の教室 20ページより引用)

文章力を上げるのに、表面だけ、つまり「言葉づかい」のみを磨いてもダメなのです。

また何を書くか、という眼は大事ですが「事実」は変えようがありません。

よって僕が文章が上手く書けない原因は「ロジック(論理)」の弱さだと理解できました。

 

ロジカルな文章を書くために「構造シート」で整理しよう!

文章における「ロジック」を強くするにはどうすればいいのでしょうか?

「書き始める前に、主眼と骨子を立てることだ」新しい文章力の教室 20ページより引用)

主眼とはテーマのこと。その文章で何を言うのか、何を言うための文章なのか、という目的地です。対して骨子は目的地までのルート。主眼を達成するための骨組みで、「要素」「順番」「軽重」からなります。

テーマを決め、そのテーマのために「何を」「どの順に」「どれくらい」書くかを決めてから書き始める。これがロジカルな文章を書く方法である、と述べられています。

 

具体的な方法として、文章を書く前に「構造シート」を作ることを勧めています。書き方は以下の通り。

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新しい文章力の教室 35ページより引用)

 

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新しい文章力の教室 37ページより引用)

この構造シート、昨日の記事を書く前に作ってみたんですが効果バツグン!

タイトルと記事内容の一貫性を保てるし、必要ない箇所はスパッと捨てれるし、なにより執筆時間がとても短くできました。

とりあえず文章を書き始めたはいいものの、何が言いたいかがブレてきて着地点も見失ってしまう、って方にはおすすめです。

 

マルチスケールで重複チェック!

文章の3層構造の第1層「言葉づかい」の磨き方も多数紹介されています。その数50以上。

その中の1つを紹介します。

 

文章を書くにあたって、「重複」を避けることはよく知られた技法ですよね。

例えば「彼の母の友人の会社の取締役は有名だ。」

この文章は「の」という単語の過剰な重複によって意味が分かりづらくなっています。

また語尾の「重複」も気をつけなければいけないポイントとしてよく名にします。これは文節レベルの重複。

僕もここまでは意識していました。しかし段落レベル、記事レベルでの重複はまったく気にしていませんでした。

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ブログ記事で言えば、「おすすめのモノまとめ記事」なんかは同じ属性のものを繰り返し記述するので「段落レベル」の重複に陥りがちです。僕も数記事書いたのですが、やはり重複表現が多く見られました。

ただでさえ長くなりがちな「おすすめのモノまとめ記事」。読者の方に飽きられてしまわないよう、段落ごとの重複は避けたいものです。

食レポ記事なんかは、「記事レベルの重複」になりがちです。1人の読者に少しでも多くの記事を読んでもらうためにも、記事ごとに構成を変化させたほうがいいかもしれません。

 

おわりに

「良い文章とは完読される文章である」という一貫したテーマのもと、書く前の準備から言葉づかいのチェックポイント、読んでもらう工夫まで網羅された「新しい文章力の教室」。

最後に「すべてのルールは絶対ではない」とし、あくまで「完読」を優先させる本書には、読者目線を忘れるな、という強いメッセージを感じました。

自分の文章を世の中に発信する人は必ず読むべき、まさに「新しい文章力の教室」でした。